写真の解像度
こえさんのブログで、写真の解像度の話があったので便乗記事。
※http://usahane.blog.fc2.com/blog-entry-50.html
最近のデジタルカメラは1000万、2000万画素くらいは当たり前で、ケータイのカメラだって1000万画素以上は当たり前みたいですよね。
デジタル写真は1つ1つの小さな点の集合で表現されており、画素数とはその横×縦のドット(ピクセル)数のことで、例えば800×600の画素数はまんま掛け算で480,000画素。フルHDと呼ばれる1920×1080でも2,073,600(約200万)画素程度しかありません。
…にも関わらず、例えばジジが愛用しているコンデジ Sony DSC-RX100 は最大で5472×3648(=約2000万画素)までの写真が撮れます。
パソコンのディスプレイがフルHD液晶(1920×1080)だったとしたら、そこで見る限り、1920×1080で撮影しようが、5472×3648で撮影しようが、表示される写真の美しさに違いはありません。
(厳密には縮小アルゴリズムによって微細な違いはあるものの、ややこしくなるので割愛します)
ではなぜ、オーバースペックとも思われる画素数に対応しているのか。これはジジの個人的な考えですが、「○○万画素!!」という宣伝文句以外の実質的なメリットとしては、
・トリミングによる拡大で使える
・印刷に耐えうる品質にできる
といったものがあるんじゃないかと思うんです。
トリミングとは写真の一部を切り抜く手法で、具体的には
なんてことができます。これは単に写したくない部分をカットする以外に、マクロ撮影でどーしてもピントが合わない!!なんてときに、予定よりも大きめのサイズで撮影しといて、あとでチョキチョキ切り取るなんてこともできます。実際、うちのDSC-RX100たんはマクロ撮影が大の苦手なので、接写するときはトリミングをけっこう使ってます。
さて、もう一方の印刷についてですが、写真を印刷する際、その解像度は300dpiに合わせるのが基本とされています。dpiとは dots per inch の略で、1インチあたりに何ドットつっこめるかを表します。300dpiなら1インチ(約2.54cm)の中に300ドット。
なんで300dpiなのかというと、人間の目が認識できる線というのは、1mmあたり6本くらいが限度だそうで、それ以上になると繋がっているように見えるらしい。そのへんをごにょごにょ計算すると1インチあたり300ドットもあれば人間の目には粒子が見えない状態、なのだそうです。
ちなみに最近のインクジェットプリンターは2400dpiとかすごい数値のものがありますが、それは1ドットあたり数十の色を混ぜてインクを射出しているため、こんな表現をしているだけで、デジタルデータ的に言えば300dpi相当なのです。
まぁでも300dpiとか言われてもどのくらい高精細なのかピンときませんよね。24インチサイズのフルHDの液晶ディスプレイ(1920×1080)をdpiに換算すると96dpi程度しかない、といえば多少伝わるでしょうか。
あーでも、最近はRetina(=網膜という意味)ディスプレイというのも登場し、iPadだと9.7インチサイズで2048×1536の液晶なので、dpi的にいうと264dpiもあるんですよねぇ。ジジが愛用しているAndroidタブレット ICONIA TAB A700 も10インチで1920×1200なので、dpi換算すると226dpiということになります。ホント、最近のスマホやタブレットの画面はとんでもなく美麗ですよね。ジジは寝床か喫茶店でドーラーブログの巡回するのに使ってるだけですが。
※Google Readerサービスが7月で終了とかドーラーブログ巡回的に困るよ!よ!
と、相変わらず話が脱線しましたが、パソコン上で見るだけではなく、少しでも印刷する可能性があるのなら、
※300dpiで印刷するために必要な解像度
このくらいの解像度でデジタルデータを保管しておけば、
とか、突然思いついた場合でも安心ですね。
※http://usahane.blog.fc2.com/blog-entry-50.html
--- いきなり余談 ---
つい先日から秋葉のリアルナマコショップで「愛娘 愛妻 写真展」と題して、ジジや他のえあマスターさんの写真が大量に掲載されておりますが、掲載許諾済です。
ジジ家のえあ写真を見かけたらプギャーと指さして笑ってやってください><
あと別にナマコショップだけ特別ってわけじゃありませんので、うちの写真なんかで良ければ基本的にオーケー出しますから、使いたいところとかありましたら気軽に一声かけてくださいませ。
--- 余談ここまで ---
つい先日から秋葉のリアルナマコショップで「愛娘 愛妻 写真展」と題して、ジジや他のえあマスターさんの写真が大量に掲載されておりますが、掲載許諾済です。
ジジ家のえあ写真を見かけたらプギャーと指さして笑ってやってください><
あと別にナマコショップだけ特別ってわけじゃありませんので、うちの写真なんかで良ければ基本的にオーケー出しますから、使いたいところとかありましたら気軽に一声かけてくださいませ。
--- 余談ここまで ---
最近のデジタルカメラは1000万、2000万画素くらいは当たり前で、ケータイのカメラだって1000万画素以上は当たり前みたいですよね。
デジタル写真は1つ1つの小さな点の集合で表現されており、画素数とはその横×縦のドット(ピクセル)数のことで、例えば800×600の画素数はまんま掛け算で480,000画素。フルHDと呼ばれる1920×1080でも2,073,600(約200万)画素程度しかありません。
…にも関わらず、例えばジジが愛用しているコンデジ Sony DSC-RX100 は最大で5472×3648(=約2000万画素)までの写真が撮れます。
パソコンのディスプレイがフルHD液晶(1920×1080)だったとしたら、そこで見る限り、1920×1080で撮影しようが、5472×3648で撮影しようが、表示される写真の美しさに違いはありません。
(厳密には縮小アルゴリズムによって微細な違いはあるものの、ややこしくなるので割愛します)
ではなぜ、オーバースペックとも思われる画素数に対応しているのか。これはジジの個人的な考えですが、「○○万画素!!」という宣伝文句以外の実質的なメリットとしては、
・トリミングによる拡大で使える
・印刷に耐えうる品質にできる
といったものがあるんじゃないかと思うんです。
トリミングとは写真の一部を切り抜く手法で、具体的には
なんてことができます。これは単に写したくない部分をカットする以外に、マクロ撮影でどーしてもピントが合わない!!なんてときに、予定よりも大きめのサイズで撮影しといて、あとでチョキチョキ切り取るなんてこともできます。実際、うちのDSC-RX100たんはマクロ撮影が大の苦手なので、接写するときはトリミングをけっこう使ってます。
さて、もう一方の印刷についてですが、写真を印刷する際、その解像度は300dpiに合わせるのが基本とされています。dpiとは dots per inch の略で、1インチあたりに何ドットつっこめるかを表します。300dpiなら1インチ(約2.54cm)の中に300ドット。
なんで300dpiなのかというと、人間の目が認識できる線というのは、1mmあたり6本くらいが限度だそうで、それ以上になると繋がっているように見えるらしい。そのへんをごにょごにょ計算すると1インチあたり300ドットもあれば人間の目には粒子が見えない状態、なのだそうです。
ちなみに最近のインクジェットプリンターは2400dpiとかすごい数値のものがありますが、それは1ドットあたり数十の色を混ぜてインクを射出しているため、こんな表現をしているだけで、デジタルデータ的に言えば300dpi相当なのです。
まぁでも300dpiとか言われてもどのくらい高精細なのかピンときませんよね。24インチサイズのフルHDの液晶ディスプレイ(1920×1080)をdpiに換算すると96dpi程度しかない、といえば多少伝わるでしょうか。
あーでも、最近はRetina(=網膜という意味)ディスプレイというのも登場し、iPadだと9.7インチサイズで2048×1536の液晶なので、dpi的にいうと264dpiもあるんですよねぇ。ジジが愛用しているAndroidタブレット ICONIA TAB A700 も10インチで1920×1200なので、dpi換算すると226dpiということになります。ホント、最近のスマホやタブレットの画面はとんでもなく美麗ですよね。ジジは寝床か喫茶店でドーラーブログの巡回するのに使ってるだけですが。
※Google Readerサービスが7月で終了とかドーラーブログ巡回的に困るよ!よ!
と、相変わらず話が脱線しましたが、パソコン上で見るだけではなく、少しでも印刷する可能性があるのなら、
A4用紙 | 3564×2520px |
はがき | 1776×1200px |
L判写真 | 1524×1068px |
このくらいの解像度でデジタルデータを保管しておけば、
『そうだ、知り合いのドーラーさんに
ラブド絵葉書をテロしよう(゚∀゚)! 』
ラブド絵葉書をテロしよう(゚∀゚)! 』
とか、突然思いついた場合でも安心ですね。