MOZUDOLL 130cm 未来ちゃんのお迎えレポ

先月チラッと予告^※していたMOZUDOLL 130cmの未来ちゃん、とうとうお迎えしましたよー！
※YourdollからPointClubと里帰りサービスのお知らせ

ちょー楽しみに待ってたよー！表情がたまらん…っ！

ダイジェスト版

時短が求められる時代なので、お急ぎの方用に特急版。

基本情報

• ラブドール販売店、Yourdollさんからの提供案件
• 好きなドールを選んで良いとのことだったので、完全にぼくの好みでMOZU130を選択。
• お店からの指示は何もナシ。思うままにレビューして良いとのこと。
  ※とはいえ、さすがに礼儀として公開前に確認は取っています

MOZUDOLL 130cm 未来ちゃんのファーストインプレッション

◎…気に入った点
〇…一長一短
△…改善してほしい点

• ◎二度見するレベルで安い。ヘッド2つと衣装付いて115,000円（税込）
• ◎アニメヘッド(PVC)は実測900gと軽いため、本体の実測約20kgと合わせても21kgと比較的軽量。
• ◎アニメヘッド(PVC)のジョイント部分が補強されており、安心感が増した。
• ◎アニメヘッド(PVC)の追視性能が強力で常に見られている感が楽しい。
• ◎TPEヘッドのほうはアニメ顔なのにお口使用可、舌や歯の取り外しも可。
• ◎TPEの品質は比較的上質。柔らかさ：普通、ブリード：中、臭い：無臭。
• ◎可動範囲はEVO骨格なので文句なし。強いて言うなら手首に遊びがほしい程度。
• ◎小さなおっぱいとムチムチした太ももの組み合わせがデフォルメ的でとても好み。
• ◎ウィッグの品質が高くクシ通りがスムーズ。
• ◎衣装パーツが多く所々にコダワリを感じる。
• △梱包方法にやや不安を感じる。具体的な改善要望は送信済のため改善される可能性はアリ。
• △TPEヘッドが約2.7kgとちょっと重い。リアル系のヘッドよりも体積があるため仕方ないとは思う。（リアル系だと通常2kgくらい）
• 〇はじめての指骨格に感動！ワイヤーとは比べ物にならない表現力で夢中になって遊んでしまったが、小指の可動範囲がやや気になった。
• 〇基本的に瞳交換できる仕様ではない。但し、わざわざ柔らかいパテを使っていることから、できる人はやってみたら？という意思も感じる。

一番伝えたいこと：　1ドル155円時代にこの価格設定は異常に安い

案件を受けた経緯

さて、ここからはお急ぎでない方用の詳細バージョンです。

まずは今回案件を受けた経緯から。

きっかけはYourdollさんからのメールなのですが、最初の一通目でぼくの心は射抜かれてしまいました。

詳細は省いた要約ですが、出だしはこのようにはじまります。

以前からラブドールの開封レビューを依頼することを考えていましたが、ジジ様が趣味でサイトを運営されていることをよく知っているため、そのような提案をするのは恥ずかしいと考えていました。

しかしながら先日、開封レビューの記事を拝見し、当店もご協力頂けないだろうかとメールした次第です。

毎日大量の営業メールばかり来る中、こんなメールをもらうと、「あ、うちのブログ、ホントに読んでくれてるんだ…」と思わず感動しちゃうんですよね。チョロいですかね？ｗ

そして続く中の人の独白にぼくはもうすっかりファンになってしまうのです。

もちろん製品の販売については常に真剣で、メーカーとの技術交流に多くの時間を費やしています。
新機能をアピールするにしても、その機能について完全に理解してからでないと販売するべきではないからです。

例えば、〇〇の商品ページの選択肢を掲載するだけで1か月以上かかりました。
多くの優れた機能やオプションがあっても、工場側は概要しか話さない、あるいは一切何も語らずに新機能を開発する場合も多いからです。

わかる。わかりすぎる…。工場側の考え方がｗｗｗ

今の中国のラブドールメーカーって老舗でもせいぜい創業10年くらいだからマーケティング部門が育ってない、あるいはそもそも存在しないところがほとんどなんじゃないかなー。

ぼくはパッケージソフトの研究開発部門にいましたが、そのソフトウェアの全機能なんてとても把握しきれませんでした。規模が大きすぎるし、開発を加速させるために奇数バージョンと偶数バージョンでチームを分けて同時並行開発なんてアクロバティックなことをやる業界です。

自分が担当している機能の開発だけで手一杯なので、お客さんに他の機能のこと聞かれても答えられないんですよね。IT系に限らず、規模が大きくなるとどこでもそうだと思いますけど、たぶん最も多くの機能を把握しているのはマーケティング部門よね。

中小企業だと単に営業部かな。昔ならタバコミュニケーションや、飲み会の席で「次の新機能さー」「待って、その機能初耳だけど」みたいな流れでようやく新機能のことを知ったりするのと同じで、今のラブドール業界は代理店が営業部門の代わりをして、なんとか工場からヒアリングしているような状況に見えます。

悲しいかな、どれだけ良いモノを作っても、アピールが上手くなければ売れないので、マーケティングの弱いメーカーは淘汰され、自然と状況は変わっていくと思いますけども。

…思うところがあり過ぎて脱線しましたが、そんなこんな他人事とは思えないエピソードを聞いているうちに、すっかり今回の案件を受ける気になっていました。

尚、この話を聞く前から、MOZUDOLL 130cmはカートに入っていたことを告白します（小声）

注文内容

注文時のオプションが気になる方もいると思うので記載しておきます。

**************************************
MOZUDOLL 130cm 小胸 未来ちゃん
ボディタイプ：130cm 小胸
指関節：指骨関節 (+15,000円)
膣タイプ：着脱式
直立機能：あり
**************************************

MOZUDOLL 130cmの梱包箱

注文内容が確定したのが2月末で、到着したのが4月中旬なので、納期は1か月半くらい。MOZUDOLLは2～3か月かかると聞いていたので、覚悟していたよりもずっと早かったです。

梱包箱のサイズ：130x38x25cm（公称値） 130x40x25cm （実測値）

開けてすぐ撮影したのですが、左側に隙間があって嫌な予感。

先に結論から言うと大丈夫だったのですが、トラブルの場合もあるので、動画撮影しながら開けることをオススメします。お店によっては開梱時の動画がないと初期不良と認めてくれないところもあるらしいので。

これちょっと面白いなと思ったのですが、発泡ウレタンスプレーってやつかな？

ボディどおりの形に緩衝材が作れてコストも安いけど、ポロポロとクズが出るので、ビニールに包んで使おうって考えなんだと思います。

賢いなー、と思ったんですけど、そのビニールが空いてるんですよね………ｗ

ガムテープで軽く取れるレベルではあるけど、ちょっとウレタンのお掃除が面倒でした。

首が曲がっていた

先ほどの梱包写真どおり、足元がスカスカだったので、こりゃ首が曲がってそうだと思いましたが、予想通りでした。

が、曲がっていた期間が短かったのでしょうね。伸ばしたら綺麗になったのでひとまずヨシ。

だいぶ昔、この状態で届いて曲げ跡が取れなかったドールを返品したことがあります。

デリケートな製品ですから、ちょっとした汚れとか、多少の凹み、なんなら小さな切り傷くらいまでなら許容しますが、首の凹みは首吊ったような跡になるため生理的に無理。

今回は問題ありませんでしたが、同じ梱包を続けているといつかクレーム受けることになるだろうから、一応お店へ報告しましたら検品時の写真を送ってくれました。

工場での検品とYourdollでの検品と2回も確認されているのですが、その際にきちんと撮影も行っており、この時点では問題なかったことがわかります。

というか、確認するまでもなく、立てて運ばれてきたから首が曲がったんですよね。佐川のあんちゃんが運んでいるとこ見たしｗ

上に掲載したとおり、「この面を上に」と貼ってありますが、配送業者は当たり前のように立てて持ってきます。だって、立てないとエレベーターに乗らないしね…。

中国国内の配送がどうなのかは知りませんが、日本の佐川急便は間違いなく天地無用など無視するので、どうか立てても問題ない梱包に注力してください、とメールでお願いしておきました。
（メーカーによっては肩に緩衝材入れたり、鉄板で首固定したりしているので）

内容物

■セット内容

• 130cmボディ本体
• TPEアニメヘッド
• PVCアニメヘッド
• ツーテールウィッグ
• メイド服セット（ドレス、エプロン、カチューシャ、シュシュ、タイツ、パンティー）
• ツーテールウィッグ
• オナホール
• TPEヘッド用の舌と歯
• ヘッドジョイント（ワンタッチ式2本／固定式1本）
• 吸湿棒、洗浄ポンプ、オナホウォーマー、白手袋

■オマケ

• ブラウンウィッグ
• ボールジョイント

Yourdollの中の人の好意で付けてくれたオマケです。

検品時に開封するので、そのときに入れてくれたらしい。Thank you!

未来ヘッドの360度写真

※マウス／タッチ操作またはキーボードの矢印キーで左右に360度回転できます。

MOZU 85cmの草ちゃんもまぁまぁ眼窩が深めでしたが、未来ヘッドは更に輪をかけて深い。

この未来ちゃん、等身大にしてはやたら視線をこっちに送ってくる感じがしていましたが、この眼窩の深さの影響かー。

もともと瞳のレンズが5mmくらいあって分厚いので、瞳単体でもほんのりと追視効果があるのだけれど、この眼窩の影響でめっちゃこっち見てくる感があります。かわいい。

裏蓋にはMOZUDOLLのロゴマークが刻印。

ヘッドジョイント部の白い物体はパテっぽいのですが、かなりカチカチに硬化済。首動かすときにどうしても負荷がかかる部分で、うちのGUAVAヘッドもこの部分何度も割って泣きながら補修作業しているので、最初から補強されているのありがたい。

内側も補強済。考えることは同じなのかな？　ものすごく既視感がありますｗ
参考記事：番石榴模型のアニメヘッドが割れたのでグルーガンで修理してみた

瞳の裏に付いている灰色のパテは柔らかく、無理やり剥がせないこともなさそうな感じでした。ぼくは不器用なのでやらんけども、どうしても瞳交換したい人はここ剥がせばできそうな感じ。

未来ヘッド(TPE)の360度写真

※マウス／タッチ操作またはキーボードの矢印キーで左右に360度回転できます。

パッと見、PVCヘッドよりずいぶん小さく感じたのだけれど、実際測ってみたところ、頭囲が3cm違うだけで頭高は同じ20cmでした。

重量はかなりあります。TPE製のアニメヘッドといえば、昨年お迎えしたIROKEBIJIN110cmが初めてで、それぞれ頭囲50～52cmくらいしかなかったため、重量も控え目の1.5～1.7kgだったんですよねー。

それにしたって2.7kgは重すぎやしないかい？と3回測りなおした後、さらに別のキッチンスケールでも確認しましたが、2.6～2.7kgの間でした。みっちみちにTPE詰まってるっぽい。

梱包箱のところで気が付いた人もいるかもだけれど、このTPEヘッドの梱包がなんかゴツい。たぶん、いつもの巾着袋＋蝶々仮面だとまつ毛の造形が剥がれてしまうからだろうけれど、それにしたって厳重。

特に面白いのがコロナ禍で活躍したフェイスガードが流用されている点。最初気が付かずにハサミで切るところでした。このマスク、下手にハサミで切ると、切り口がヘッドに刺さって傷つけてしまうので、まわりのテープを丁寧に剥がしたほうが良いです。

舌と歯についてはこのとおり外せるようになっています。というより、最初から付いていないので自分で付けるっぽい。うちのはなぜか2個ずつ付いてたけれど、それが標準仕様なのかどうかは不明。

MOZUDOLLは説明書の類が一切ないのが惜しいよねぇ。電子マニュアルくらい用意してほしいなっていうのが正直な感想。

最初、この口の上に空いている穴にパーツをハメる仕組みなのかなー？とかアホなこと考えていたんですよ。ほら、アルテトキオのシリコンウィッグとか、こういうダボ穴にはめ込む仕組みだったじゃないですか。

でもこれ

普通にお口（イボ付きオナホ）でした…。そうか…　このヘッド、なんちゃってフェラチオできるのか…。

初心者向けに一応書いておきますが、ラブドールのお口機能は下（喉）方向じゃなくて、上（頭）方向に穴があるし顔も変形するので、まぁまぁ変態力を試される機能です。ぼく？　全然イケる口です。

舌と歯についてはTPEの粘着力だけで付けろってことなのかな？

まぁ付くことは付くけど、歯はさすがに外れやすいので、常用するなら接着剤とか両面テープとかで付けたほうが良いと思います。

MOZUDOLL 130cmのヘッドジョイント

ヘッドジョイントはよくあるM16ボルト。

ヘッドジョイントとは関係ないんだけど、この部分ってカバーするように作れないんですかね？

シリコンならあまり気にならないのですが、TPEだと摩擦でポロポロと消しゴムのカスみたいなのが出てくるのでヘッドとボディの間に何か1枚カバーがあれば良いのになぁ。サランラップでも巻いてみるか。

まとめて撮っちゃったけど、標準だと左のワンタッチジョイントx2本と、固定ジョイントx1本が付いてくるみたい。

右のボールジョイントタイプは別売りですが、持ってないならひとつは持っておくと便利。

店によってボールジョイントだったりボルトジョイントだったり新型ジョイントだったり、名前がいろいろあるけど、だいたいのラブドール販売店で扱っているハズ。

これが新型、というのも何だか不思議な感じがしますよね。

TPEドール登場前は、むしろボールジョイントが旧型ジョイントだったのに、なんて考えるのは年老いたせいなのでしょう。

昔のオリエント工業やシリコンアートはボールジョイントが主流で、当たり前のようにアゴを引くことが出来ました。ただ、ボールをかませる部分が樹脂製で寿命が短かったんですよね。

オリエント工業は早々に改良しましたが、ほかのところはどうだったかな。

いずれにせよ、TPEドール登場時、M16ボルトで固定とか力技過ぎておもしろいｗｗｗとドーラーさんたちと笑ったのを覚えていますが、数の暴力はさすがです。あっという間にM16が業界標準になっちゃった。

マネキン工場がラブドールに参入したっていう話を聞くし、そっち方面でM16が主流だったのかしら？

MOZUDOLL 130cm ボディ

■MOZUDOLL 130cm ボディ

MOZU85cmをそのまま成長させたようなボディラインで、上半身はほっそり、太ももはむっちり。個人的にはとても好きな体型です。

脚がとても長く見えますが、これでも身長130cmで股下61cmなので、股下比率（股下÷身長）46.9%と常識の範囲内です。ちなみに日本人の平均股下比率は45～46％らしいですが、自分の股下比率を計算して絶望したので、自信のない方は計算するのはやめましょう。

■MOZUDOLL 130cm ボディ（後ろ）

ボディ単体の重量は20.6kgほどで、PVCヘッド(0.9kg)とTPEヘッド(2.7kg)の重量差が1.8kgほどあるため、総重量も変わります。23kgを覚悟していたし、うちのyokidoll 130cmは25kgなので、だいぶ軽く感じて嬉しい誤算。

尚、バストサイズが公称値と少々違います。わずか3.5cm、されど3.5cm。こだわる方はこだわると思うのでご注意を。

公称値だとほぼ平胸ってことになるから、たぶん記載ミスでしょう。

他ボディとの比較

※左）MOZUDOLL 130cm 右）yokidoll 130cm

脚の長さの違いがよくわかります。

※左）MOZUDOLL 130cm 右）IROKEBIJIN 110cm

スマホ撮影だし、お使いのモニターによって色合いは違って見えるので参考程度ですが、少なくとも白系のボディだということがわかるかと思います。

柔らかさとブリード

TPEの柔らかさについては良い意味で普通。柔らかさとブリード量のバランスが取れたリファレンスモデル的な素材に感じました。

個人的に触ってきたTPEドールで柔らかさを比べると、Piperdoll（≒IROKEBIJIN）＞MOZUDOLL＞YOKIDOLL＞JYDOLL＝昔のDH168と感じますが、お迎え時期によって素材も違うのであくまで参考程度に。ブリードと柔らかさは比例するので、一概に柔らかけりゃ良いってものでもありません。

柔らかくてブリードも少ない、という夢の素材は今のところ見たことありません。一応、S-TPEには期待しています。

それから専門家ではないので、詳しい理由はよくわかりませんが、シリコンとTPEのブリードは感じ方がだいぶ違います。

シリコンのブリードは「ねちゃ」「べちょ」と液体を感じますし、表面に留まるのでドールの肌にテカりが発生します。一方、TPEのほうはちょっと触った感じはサラっとしているためシリコンから移行すると一瞬ブリードが皆無のように感じます。しかし実際自分の手のひらを見てみるといつのまにかテカっている。ドールさんのほうはテカらない。むしろだんだん表面がカサカサしていく。なんというか、揮発性が高いような気がします。どちらも油には変わりないと思うんだけど何が違うんだろうね。

首の可動範囲

標準的な首の可動範囲ですが、通常はこのとおり根本（鎖骨付近）しか曲がらないため、顔の上下角を調整するために首を不自然に曲げる必要があります。

標準オプションではありませんが、先述したボールジョイントを使うことで、可動ポイントが増え、下記のように柔軟な調整ができるようになります。

肩／脚／腰の可動範囲

可動範囲については、もう「EVO骨格」の一言で通じそうな気もしますが、肩／肘／膝／脚の可動範囲はこのとおり過不足ありません。

強いて言うなら肘がずいぶん軽い力で曲がるなーと感じたくらい。しかし今のところ60度くらい鋭角に曲げても保持力に問題はないので品質が上がったのか、それともトルクが弱くてグリップ力の低下が早いのか、現時点では判断できませんでした。

脚はまだイケそうでしたが、これ以上挙げて壊してもいけないし、必要性も感じないので十分かと。

※2024年04月27日追記：

腰の可動範囲の質問があったので写真を追加しました。イナバウアーは無理だけれど、尻上げ姿勢とかは問題なく出来そう。

指骨格

個人的にとても楽しみにしていた指骨格、あるいは指関節と呼んだほうが良いのかな？

とてもスムーズに動き、それぞれの関節の保持力も十分にあるため、楽しくなって1時間くらいずぅーっと指関節ばかりいじってしまいました。

そこで気になったのが小指の角度。

これはわかりやすく極端に曲げた例ですが、小指と隣り合った薬指が干渉し過ぎて調整がとても難しいです。

3D的に言うとX軸とY軸の方向へは動くけれどZ軸は固定なのでそのまま曲げると小指と薬指が干渉します。…余計わかりづらいかｗ

ご自身の手の甲を見るとゆるやかなカーブを描いているのがわかると思います。指を開いてパーを作るとき、手の甲のカーブはなくなり、グーを作るときにカーブが強くなりますよね？

その機構がないため、手の甲にＲを付けた状態を基準として指の角度を決めてるみたいなんですよ。そのせいでグーパンチ握ると小指と薬指が干渉してうまく握れない。

このとおり、指先見せなければ誤魔化せるので、撮影的にはギリOKかな、とは思いますが…。

手の甲を丸める動作自体がないため、親指もこのとおり、かなり不自然な挙動をします。

手を丸める動作については従来の針金骨格のほうが柔軟とも言えますが、そもそも針金骨格は耐久度がアレ過ぎてすぐにポッキリいくので、どちらを選ぶかと言われたら、やはり関節付きの指のほうが良いかなぁ。

付属衣装

付属衣装なので色移り対策されてないかなー、と淡い期待をしましたが、特にされていないようなので、内側の布が肌に触れないように対策したほうが良さそう。

うちは下にキャミソール下着を着用の上、腕部分には白手袋をチョキチョキ切って巻きつけました。衣装によっては肌着の形が合わないケースもあるので、不要になった白い布や、場合によっては包帯などを巻き付けることが多いです。

下半身はタイツが付属していたので特に対策必要なさそう。

驚いたのが、これ、マチ付きタイツなんですよ！マチ付きタイツ！！

お股の部分にマチが付いているバレエ用のタイツ。長年、ラブドールにはマチ付きタイツが良いと言い続けていますが、とうとうバレエタイツが付属する日が来たか、と感慨深いものがありました。

お股の部分にマチがついていると、足が広げやすいし、その部分で伝線が止まるのでお股チョキチョキして開けたい変態紳士にもぴったり。安いストッキングなら100円くらいからあるものの、バレエタイツはモノによっては1000円以上するのですが、利便性を考えるとやっぱりぼくはマチ付きのバレエタイツが好きだなぁ。

それから付属パンツはガーゼタイプで伸縮性があり、身長130cmにしては大きなお尻にも難なくフィット。

商品写真では黒パンツで、そんなの付属して（色移り的に）大丈夫か？と不安でしたが、水玉パンツになっていて一安心。黒パン好きの人には申し訳ないけれど、ドールさんに色の濃いパンツ履かせるのは怖いッス。

どうしても黒パン履かせたい人はオキシクリーンとかの酵素系漂白剤で洗うと色移りしづらくなるって聞くけど、絶対とは言い切れないので自己責任でどうぞ。

130cmドールがいる生活空間

以前、MOZUDOLL 85cmのいる生活空間の写真が好評だったので同じように130cmも並べてみました。

机のサイズは横120cm、高さ62cmくらい。

いまこの状態でブログ書いていますが追視機能のせい（おかげ？）でずっと見つめられている感じがしてちょっと緊張しています。

まとめ

未来ちゃんを欲しくな～れ♪
萌え萌えキュン❤

ご提供元

今回のMOZUDOLL 130cmは提供品なので軽くお店の紹介もさせてください。

Yourdollさんは2018年頃から営業しているラブドール販売店で、今年で営業6年目。拠点は香港にあり、網睿集團(香港)有限公司という法人運営で、従業員数40名ほどをかかえる中堅どころのラブドール販売店です。

当ブログでもちょうど昨年の今頃インタビューを実施しており、お読みいただいた方には今更ですが、中の人の勤勉さが一番の特徴だと感じています。

この人はドールが好きだからやってるなぁ、とか、完全に商売としてしか見てなさそうだなぁ、とか、メールのやりとりをしているだけでもある程度の人柄というのは感じるものだと思いますが、「質問しやすいなぁ」という感想を抱いたのはこのお店がはじめてです。

もちろん他のお店だって質問したらしっかり答えてくれますが、普通は聞いたことだけ答えるモノじゃないですか。特に中国のお店はそれが顕著で、回答はスピーディだけど簡潔で言葉足らず、というイメージがありました。

ところがYourdollの中の人は真逆で、回答は（中国のお店にしては）ゆっくりで、聞いてないことまで関連性を掘り下げて教えてくれます。言葉もよく選んで使っているのが伝わってくるので、最初は日本人の担当者がいるんだなーと思っていたくらい。

この営業部の中の人だけが特別なのか、誰が質問してもYourdoll全体でそういうサポートをしてくれるのかまでは知らないので、あんまり下手なことは言えませんが、中国製のラブドールのことに関しては不勉強なぼくに質問するより、このお店に聞いたほうが確実だと思います。

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