WMDOLLの取扱説明書は日本語版が存在する
先日のWMDOLL 150cmのお迎えレポのコメント欄で、たいちょーさんからWMDOLLの説明書には日本語版が存在することを教えてもらいました。
………え、マジ?
ぼくが翻訳した3時間………は久しぶりの翻訳作業※で楽しかったのでどうでも良いけどもw
なにゆえ英語版と日本語版が混在しているのか気になったので、Yourdollの中の人へ聞いてみたところ、少し面白い話が聞けました。
WMDOLLの取扱説明書「日本語版」
お店の中の人からブログへの掲載許可を頂きました。







そういえば、指骨格2.0や3.0の説明がないんですよね。大元の英語版でもありませんでした。
ラブドールの進化は早いし、説明書は常に更新する必要あるから、やっぱデジタルデータにしてほしいなぁ~。
「日本語版」と「英語版」のどちらが送られてくるかわからない理由
さて、ここからが興味深い話なのですが、まずWMDOLLの説明書を箱の中に入れるのは誰か?という話です。
これは当然といえば当然なのですが、WMDOLLのスタッフです。
WMDOLLのスタッフは代理店から送られてくる販売情報(恐らく定型フォーマットがある発注書)を基にパッケージを作ります。
しかし、この販売情報では送り先の国がわからない場合があります。
それはなぜか?
例えばYourdollの場合、日本語サイトと欧米向けサイトの両方を持っている企業であり、自社倉庫での検品もしているため、工場からの送り先は全部お店の倉庫だからです。
これは以前のインタビューでも書いた話ですが、ざっくり言うと、
工場で生産&検品(ドール本体)→写真をお店と客に送信(この時点でメイク修正等が入る)→お店の倉庫に到着→お店側の検品(ここではパッケージのダメージや付属品の確認がメイン)→顧客へ発送
という流れなので、WMDOLLにとってみれば顧客の住所もわからなければ、どちらのサイト(日本語/英語)からの注文かもわかりません。だってその両方のサイトを運営しているのは同じ1つの会社だから。
あー、あーーー!なるほどなー!
説明を聞いたとき、思わず手を叩いて笑ってしまいましたw
つまり、説明書の日本語版が入るケースは、
- 工場から直送されるケース(当然顧客の住所がわかる)
- 日本向けにしか販売していないお店からの発注
- 発注書に「日本語の説明書が必要」等の注釈が入っていたケース
ざっと思いつくのはこんなところでしょうか。
今回の話を聞いて、Yourdollでも今後、発注書の書き方を検討するそうです。
WMDOLLの説明書の日本語版はどこが作ったのか
興味深い話2つ目。誰が翻訳したのかって話です。
そりゃWMDOLLが翻訳したんだろうって思いますよね?
違うんです。
この説明書、2022年頃に代理店、しかも複数の代理店が共同で翻訳したそうなんです。Yourdollの中の人もその作業に関わっていたとのこと。
もちろん勝手に作ったわけではなく、WMDOLLから打診され、各代理店もそれは必要なことだろうと納得して協力したようです。
いや~~~、なんだろう、ラブドール業界おもしれーなーw
前もちらっと書いたけど、ラブドールの代理店って、一般的に考えられている代理店の枠をちょっと超えてるんだよなぁ。
メーカーのマーケティング部門として動いてる感がものすごくします。
あーでもぼくがあまり知らないだけで、他業種でもあるかも知れませんね。そいや知り合いの化粧品販売店が、メーカーのパンフレットがあまりにも情報少なくてひどいから、お店側が自腹で作ったなんて話聞いたことあるし。
まとめ
WMDOLLの取扱説明書は日本語版が存在する