注意喚起:閉店したラブドールショップへのリンクに注意
edollsの「ラブドールのショップ一覧」ページは定期的にチェックしており、長期間開けないHPはURLを削除して名前だけ残すようにしていますが、本日、HPがサポート詐欺に乗っ取られているショップを発見しました。
サポート詐欺についてご存知ない方はぜひ一度警視庁のサイトをご参照ください。
https://www.npa.go.jp/bureau/cyber/countermeasures/support-fraud.html
サポート詐欺のスクリーンショット
こちらが本日実際に確認したサポート詐欺のスクリーンショットです。
Microsoftのページデザインを真似て作られていますが、URLを見ればamazonawsで動いていることがわかります。
こんなのひっかかるわけねーよwwwという方が大半だと思いますが、この類の詐欺はインターネットに慣れ始めたくらいが一番危険かも知れません。
というのも、「ウィルスに感染しています」とチカチカ光るバナー広告はワリと目にしている方も多いでしょうし、最初はビクッとしても慣れたら鼻で笑って見なかったことにするはずです。
[キャンセル]ボタンが罠
実はコレ、キャンセルボタン…というか、画面上のあらゆるクリックに罠が仕込まれています。上のような画面が現れたらページ上の何もクリックしてはいけません。
インターネット老人会の方ならよくご存知だと思いますが、かつてはブラクラ(ブラウザクラッシャー)と呼ばれ、特定のURLを開いただけでブラウザが無限に開き続け止まらなくなり、最後はPCがフリーズする、というイタズラが大流行しました。
あるいは精神的ブラクラと呼ばれ、セクシーなおねえちゃんの写真が開けたと喜んでいたら、実はGIFアニメーションが仕込まれていて、数秒後にグロ画像に切り替わる等。
ご安心ください(?)
ぼくは全部ひっかかってきました
そういうぼくのようなおバカちゃんを守るためにブラウザも進化し、ユーザーのアクションがない限りは勝手に音を出さない、勝手に全画面にならない、などの制約が設けられています。
やった、これで安心だ!
とはなりません。ブラウザを騙せないなら、操作するユーザーを騙せばいい。キャンセルボタンと言われたらキャンセルするために押すボタンにしか思えない素直な人間は愛すべき守るべき人々ですが、詐欺師にとってはカモです。
キャンセルボタンなんてただのラベルに過ぎません。ONボタンの上にOFFのシールを貼るようなもの。
なんでもいいから、ユーザーのアクションがあるだけでページ上のJavaScriptは様々なことが許可されます。(がしかし、それだけでPCが乗っ取られるようなこともない)
ぼくが裏ブログで作っているJavaScriptゲームなんかもそうです。Click to Startからはじまるのは、まずはクリックしてもらわないとゲームのBGM再生も全画面化もブラウザに許してもらえないからです。
前置きが長くなりましたが、詐欺サイトでページ内のどこでもいいから、ワンクリックでもするのはご法度。上の例で、実際にクリックしてみましたが、ブラウザが全画面状態になり、操作を一切受け付けなくなり、「ピー!」「ピー!」「ピー!」というけたたましい音が鳴りやまなくなり、続いて綺麗なお姉さんの落ち着いたナレーションで「あなたのPCにはウィルスが感染しています。対処するために次の電話番号に…」と音声が流れはじめます。
…手がこんでて笑えるw
これでその電話番号に電話するとあの手この手を使ってお金を払わされることになるそうです。
なんだよ、その程度か、俺は騙されないから逆にとっちめてやるぜ!なんて電話した人が、結局騙されてお金盗まれたなんて話も聞きます。ミイラ取りがミイラになるってヤツですね。アムウェイのマニュアルと同じで、こういう人がきたらこう答える、というフローチャートがマニュアル化されているので、義憤に駆られて電話かけてくる人をカモるパターンのチャートもあるそうです。
あと電話を警戒する人用(?)に、「除去するにはこのソフトをインストール」みたいなリンクが現れるパターンもあります。万が一そんなものをインストールしてしまったら遠隔操作されて今度こそ本当にPCが乗っ取られます。
というわけで、アセらず騒がず、ブラウザの閉じるボタンで画面を閉じましょう。
万が一、ページ内をクリックして、全画面状態になり、操作できなくなったら[Ctrl]+[Alt]+[Delete]でタスクマネージャーを開き、ブラウザを強制終了してください。(Windowsの場合)
スマホの場合はそもそもどんな状態でもタスクボタンが押せるから大丈夫でしょう。
なぜこんな乗っ取りが起きるのか
見た目は乗っ取りに見えるんですけど、実際には乗っ取りではないと思います。ただの憶測ですけど。
運営しているサイトの乗っ取りはとても難しいです。普通は管理人がいつも見てるし、多少ずさんでもIDパスワードが漏れることがマズイことくらいはさすがに理解しているでしょう。
なので、危ないのはショップ閉鎖後のドメインの有効期限切れ。
今回のケースでは lovedoll-warehouseドットnet なんですが、(よほどIT系に自信ある人以外は興味本位で開かないでね)そのドメインの有効期限切れを狙って、違法性の高い広告でも平気で掲載する会社がドメイン取ったんだと思います。
ぼくが軽く確認した限りでは開くたびに違うとこに飛ばされる仕組みになってました。
先述のサポート詐欺サイトへつながるのは確率の問題だったようです。
今後どんどん増えると思う理由
ラブドール販売店が増えすぎなので、サポート詐欺も増えると予想されます。
いまどきネットショップなんてマウスクリックできれば誰でも作れます。アダルト独自の決済問題等はありますが、まぁとにかく実店舗とは比べようもなく気軽に作れます。
だから、じゃんじゃんできます。そしてじゃんじゃん潰れます。
つぶれたら残されたリンクを目当てにSEO会社がドメインを取ります。モラルのない広告会社が違法スレスレの、国によってはがっつり違法のサポート詐欺サイトみたいな広告をのっけます。
なんなら、つぶれたお店自体が多少の小銭稼ぎ目的でドメインを販売する可能性もあります。もっと言うと顧客情報をCSV化して1件10円くらいで闇サイトで売っていても驚きません。
まとめ
そんなわけで、ラブドールに限らない話ですが、こういう詐欺サイトは決してなくならないので自衛していきましょう、というお話でした。
あとブロガーの方は、自分のサイトのリンク先が違法サイトにすげ変わっていないか、定期的に確認されることをおすすめします。
逆にこれからショップを閉鎖される店主の方はHPを閉鎖してからもドメインを1年間くらいは取っておきましょ? そうすれば「あ、ここ閉店してるわ」と気が付いたリンク元のHPがリンク外してくれる可能性が高まります。







