Amazonのレビューが参考にならない理由
今回はラブドールと直接的には関係ない話題なのですが、Amazonのレビューについて。
何年か前からAmazonのレビューは「やらせ」が多いとは言われていましたが、まぁすぐ綺麗になるでしょ、と静観していました。ところが一向になくならないので、なんでなんだろうなぁーと何となく調べ始めたらけっこう面白い話がちらほら見つかったので、備忘録として記事に残しておきます。
購入者レビューは元々は助け合いの場であったと思う
Amazon初期の頃のレビューってとても「読ませる」レビューが多い印象でした。
それもそのはず、レビューを投稿することに、まず明確なメリットがない。
その昔、Yahoo知恵袋やOKWaveの質問欄に「レビューを投稿するとAmazonからお金もらえたり、何かメリットはあるんですか?」「メリットもないのに手間暇かけてレビューを書く理由がわからないんですけど」なんて質問がいくつも投稿されていたほど。
……質問内容に人間性が垣間見えてしまいますw
ぼくは元々が草の根BBSと呼ばれるパソコン通信を利用していたこともあり、ネットワークは助け合いの場だという認識がありました。
Nifty Serveなどの有料制のサービスならまだしも、草の根レベルになるとボランティアで電話回線とサーバーを用意して、交流する場を無償提供してくれているところがほとんどでしたから。せめて自分が協力できることを、とプログラマー向けの掲示板のサブオペをしたり、フリーソフトを開発して提供していました。
ですから、パソコン通信からインターネットへと環境が移り変わり、ネット通販が一般に普及しはじめた頃もホームページで情報発信をするのと同じような感覚でレビューも数百件単位で投稿しまくっていました。
主に楽天とAmazonがメインでしたが、[参考になった]というボタンが押された回数がわかるので、それがモチベーションに繋がったわけですね。
レビュアーランキングが出来てからおかしくなってきた
Amazonや楽天の運営側も、[参考になった]ボタンひとつでタダ働きしてくれるレビュアーは便利だと感じたのでしょう。
ボタンを押された数がポイント制になり、レビュアーにランクが付くようになりました。
まぁゲーム感覚で良いんじゃないの、くらいに思っていましたが、ランキングが常時発表されるようになると、上位レビュアーに企業からコンタクトが来るようになっていったんですね。
ぼくはそこまで上位に食い込んだことはないのでレビューのオファーはありませんでしたが、それでも低評価レビューを消してほしい、といったコンタクトはありました。ゴミ箱にポイしましたがw
ともあれ、ランキング制度が出来てから企業を意識したかのようなヨイショレビューが増えてしまい、こんなのと一緒にされたくないという気持ちと共にAmazonや楽天でレビュー投稿することはなくなりました。
やらせレビューといっても種類があるらしい
ここからはぼくの体験談ではなく、ちょっと調べただけの内容なので、間違っていることもあると思います。参考程度に。
Amazonレビューのオファーは
- 商品を提供するから、☆5で写真か動画を付けて○○文字以上書いてくれ、というケース
- 商品を提供するけど、レビュー内容は問わない、というケース
があるようです。
ただ、1番についてはレビュアーも面倒くさがって無視することが増えたためか、かなり減ったらしい。
商品の提供方法についても、無料クーポンを渡す方式から、最近では先に電子マネーで購入資金を渡して、実際に購入してもらうパターンが多いとか。そうじゃないとレビュー欄に「Amazonで購入」のマークが付かないから。
でも2番のようにレビュー内容を指定されてないなら、別に良いんじゃねって気もしちゃいますね。
あぁーでも「忖度」して多少気になっても☆5付けちゃう人が多いのかなぁ。このへんはよくわかりません。
業者によるレビュー操作
どうやらレビュー投稿を請け負うステマ専用の業者がいて、bot(プログラム)を使って自動でAmazonアカウントを作り、レビュー投稿も自動で投稿する仕組みまであるとか。
高額商品の場合、商品を無償提供するのもなかなかの痛手だからでしょうか。
メーカーの身内、あるいは取引業者と組むことで、商品を発送しても、そのまま別口で戻してもらうことができるので、「Amazonで購入」のマークを付けたまま好きなレビューが投稿できますし。
一説によるとそういったプロのステマ業者であればレビュー1件あたり数十円程度で買えるなんて話もあります。
ただ、そういうのは比較的近い日付に連続してレビューが投稿されるのと、中国人がやっていることが多いため、どこかおかしな日本語のレビューになったりしますし、そこを隠すためにあえて日本人名のレビュー名だったりするので、そこで見分けることも可能とか。
いやだって、本当に日本人だったらレビュー欄に本名書かないもんね?www
Amazonは不正レビューの対策をしないのか
ちゃんと対策はしてるそうなんです。
実際、昨年の2月にも規約が改定されて、不正なレビューが発覚したらアカウント削除に加えて提訴する旨も追加されているらしい。
これまた一説によると、としか言えませんが、ステマ業者に対する1000件以上の訴訟が現在進行系であり、毎日何百、何千という不正レビューが消されているそうです。
でも、なくならない。
なにしろステマ業者は万単位で存在するらしいので。
おお…こわい…。
不正レビューのロンダリング
そして、それよりも怖いのが不正レビューが正当なレビューにロンダリングされている現状です。
バンドワゴン効果とでも言えば良いでしょうか。
アレです。行列のあるお店を見かけたらつい並んじゃう心理。
つまり、不正レビューだろうがなんだろうが、みんな☆5付けてると、多少気になっても☆1にするのは憚られるというか…。うーん、☆4くらいにしとくか、みたいな。
そういう人が多いものだから、何千という不正レビューが消された後に残るのは、その不正レビューに釣られて高評価をしてしまった一般のレビュアーのレビューだとか…。
うひゃー。そこまで考えて不正レビューを投稿しているのだとしたら、なんてあくどい…。
だが、まてよ。
そういえば、ぼくもその昔、ゲーム攻略系のサイトをたくさん運営していたとき、掲示板が荒れるのがイヤで、最初はフレンドに書き込んでもらって、それに返信して雰囲気作りしてたなぁ…。
いわゆる割れ窓理論ってやつで、粗暴な書き込みが多いとそれに釣られてどんどん掲示板の雰囲気って悪くなるんですよね。
最初から丁寧なやりとりばかりの書き込みだと、そういう粗野な書き込みは控えられるというか。うーん、レビュー操作してるひとたちも、やはりそういう理論を考えた上で行動しているのかも知れない。
サクラチェッカーなんてWebサービスまで登場
あまりにもさくらレビューが多いせいか、サクラチェッカーなんてWebサービスも登場しています。
気になるAmazon商品のURLを入れるだけで、怪しい商品じゃないかどうかチェックしてくれるようです。
さっそく試してみました。
ギャー!!ぼくが「ほしいものリスト」に入れてた電気ケトル、危険だってwww
いやぁ、いかにも中華系の商品だし、レビュー数も多すぎるからどうなのかなぁーと思いましたが、ブラックリスト入りしているレビュアーがレビューしてるらしいw 買うのやめとこ…。
しかしこの便利なサクラチェッカー、アダルトグッズは対象外なんですよねぇ。
ラブドールはレビュー自体が少ない
Amazonで爆発的に増えたラブドールも悪質レビューの温床になっているのではないか、と一瞬思いましたが、よく考えたらラブドールのレビュー自体が少ないんですよね。
自分のAmazonアカウントを使ってオナホのレビューするのだって躊躇するのに、ラブドールとなったらそりゃあ…ねえ…?w
ざっと眺めた程度ですが、写真詐欺で有名な「インフレータブル人形」にちょこっと不自然な高評価がたまにあるくらいでしょうか。
インフレータブルとは空気注入式のこと。
要するに空気を入れるダッチワイフですが、商品写真にオリエント工業などの美しいフルシリコンのラブドール写真を使っている場合があるんですね。
写真と違う!とクレームを入れると「これはイメージ写真です」と言われるとかwww
昔はアリエクでよくあった詐欺ですが、今はAmazonで多く見られます。8000円でフルシリが買えるわけないのですが、3万円でTPEラブドールっぽい商品が届いてしまう現状、騙される人もいるのでしょう。
なにしろ、3万円のTPEラブドールのレビュー欄に「価格がこなれてきましたね」なんてレビューが書かれていたりするのです。
うーん。
商品写真と違いましたがかわいいです!☆5
何を言っているのか5回くらい読み直してもやっぱりよくわからないレビューもあります。
商品写真と違ったモノが届いたらそれは星をつけるまでもなく詐欺だと思うのですがw かわいいと☆5になるようなのです。
いえでも、これは別に馬鹿にしているとかそういうんじゃないですよ。
ラブドールはそういう商品だということは購入する側も理解した上で、レビューを読まなければいけない気がするんです。
前回のラブドールとのお別れの話じゃありませんが、ただでさえモノに愛着を持ってしまうタイプの日本人が多い中、人の形をしていたら尚更。
少々写真と違ったとしても、グリップがゆるゆるでも、変な匂いしても、これで3万ならいいや!☆5!!
これが現実なのでしょう。
自分語りのオナニー記事なんて気持ち悪がられるのは当然だとわかってはいるのですが、ことレビューにおいてはどんな人がどんな経緯で買おうと思ったのか、それまでにどんな商品を使ってきたのか、そういったプロフィールが益々重要になってくるんじゃないかなぁーなんて、あらためて思いました。
今後もぼくは世界へ向けてオナニー記事を発信していこうと思います。シコシコ。












