変態の変態による変態のためのラブドールブログ
since 2009.11~
当サイトの記事にはアフィリエイト広告のリンクが含まれる場合があります

TPE製ラブドールの補修にはタミヤの溶剤が良いかも知れないという話

つい先日のこと、このようなメールが届きました。

ジジ様

お世話になっております。
いかがお過ごしでしょうか?

先日お話しました自作のTPEグルーを手首の割れが大きかったJYdollに使用致しました。
使用前、使用後の性能は画像で判断して頂きたいのですが、私が使ってみた感じでは

・溶剤の揮発が思いの外早く、作業可能時間は5分~10分程度。
・通常のTPEより柔らかく、透明度が高い。心なしか硬化後のベタつきも多い
・硬化後、接着剤と同じ溶剤の臭いがする

といった具合でした。また、自作グルーは色がついているため、褐色肌等の補修には褐色のグルーを作る必要があります。
ドール様との毎日に少しでも参考になれば幸いです。


20190818_tpe_glue_01.jpg


TPEドールの補修方法


TPEドールのちょっとした傷なら、普通の接着剤(セメダインのスーパーXとか)を使うというドーラーさんも多いと思うのですが、硬化後に接着した部位が固くなるという問題がありました。

ですので、なるべく硬化後もやわらかい状態になる接着剤を探して使っておられる方もいるようです。

また、本当にちょっとした傷ならドライヤーの熱風で補修することも可能ですが、ドライヤーの温度はおよそ120度くらいが限界ですので、より深いキズには200度以上の温風が出せるヒートガンクラスの装備が必要になります。



あるいはピンポイントの補修ならハンダゴテというのもアリでしょう。

ただ………正直、これ系は使い慣れてないと怖いんですよね。

そこで今回の話に繋がるわけです。

オナホを溶剤で溶かして、TPEグルーにするという発想


たぶん最初に書いたメッセージだけを読むと何の話か理解に苦しむ方もいると思いますが、続く写真を見てピンときた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

20190818_tpe_glue_01.jpg

そう、TPEドールと同じ素材のオナホールに溶剤をつけ込んで、TPEグルー(糊)を自作してしまおう、という神がかった発想なのです。

接着剤と溶剤の違い


ぼくのようなド素人には接着剤に種類があると言われてもピンとこないし、「プラスチック用」とか「多目的」とかそのへんの売り文句を聞いてふんふんなるほどとわかった気になって購入しているだけなのですが、そもそも接着剤と溶剤はぜんぜん違うようです。

接着剤はその液体そのものが硬化することで接合しますが、溶剤は素材を溶かしてくっつけるらしい。

はぁー、そういえば子供の頃、発泡スチロールに接着剤塗って溶けるのを見て楽しんでたっけ…。

具体的には↓コレ。



タミヤセメント(流し込みタイプ)で、プラモデル用接着剤とありますが、これが溶剤なのだそうです。

ラブドール界隈はモデラーの方も多いので、そんな常識今更言われても……レベルだと思いますが、ぼくにとっては人生初の知識でしたw

そして、ここからが大事なのですが、中華製TPEドールのほとんどはスチレン系のTPE素材なのだそうです。

タミヤの溶剤は「スチロール樹脂用流し込み系接着剤」。つまり、スチレン系であるTPE素材を溶かすことができるというわけ。

具体的なTPEグルーの作り方


まんま受け売りになりますが、

小瓶(密封できるもの)の中にできるだけ細かく刻んだTPEを入れ、次に上記の接着液を注ぐだけです。基本は1:1(体積比、作者は勘で行った)ですが、好みの固さにするために比率を変えてもいいと思います。
TPE片が溶けきれば完成です。

また、上記の接着液はそのままドール用の接着剤としても使用可能です。
細かすぎる傷にはグルーよりも接着液がオススメです。


とのこと。

ここでいう「上記の接着液」は↓このへんのこと。


(タミヤリモネンセメントは現在検証中とのこと)

あるいは、↓このあたりも。
サンアロー接着液
スペーシア接着液

TPEグルーの使用結果


↓これが、
20190818_tpe_glue_02.jpg

↓こう。
20190818_tpe_glue_03.jpg20190818_tpe_glue_04.jpg

…これ、すごくない?( ゚д゚)

ヒートガンやハンダゴテを上手に使える方なら、同じくらい綺麗に仕上げられるとは思いますが、ぼくのようにDEX(器用)値にステータスを振り忘れた残念おじさんとしては信越シリコーンのように塗って→押さえて→乾かすという流れが一番わかりやすいです。

ドライヤーでの補修例


これは余談ですが、最近、うちのEGDoll 125cm Kikiちゃんを膝立ち姿勢のまましばらく置いておいたら、膝に穴が空いてしまいました…。

そこでドライヤーを使った補修をしたので参考までに。

20190816_egdoll_01.jpg
20190816_egdoll_02.jpg
20190816_egdoll_03.jpg

傷口をつけた状態でドライヤーで数分間熱した後、約1日放置。

翌日にはくっついて喜んでいたのですが、そのまま1日膝を曲げていたら、また穴が空いてしまいました。

これはヒートガンかハンダゴテでしっかり溶かして付けないとダメかなぁ…とポチりかけたところで、今回このTPEグルーのメールが届いたので、なおのこと神か!とw

この記事を書き終わったら、さっそくタミヤの溶剤をポチっとしようと思います。

まとめ


  • TPEドールはスチレン系が多いため、タミヤの溶剤で溶けるらしい。
  • じゃあTPEと同素材のオナホを溶かしてTPEグルーにしてしまおう。
  • 作り方は、密閉容器にTPEの断片と溶剤を流し込むだけ。比率は1:1くらい。
  • TPE片が溶け切れば完成

尚、小さすぎる傷はTPEグルーではなく、溶剤をそのまま使ったほうが良いかも。



オナホを熱で溶かして接着剤にできるかも、というところまでは考えたことがありますが、冷えて固まるまでに塗り終わる自信なかったし、オナホを熱で溶かすとすごい煙が出て危ないって聞くし、実際に試す気にはなれませんでした。

それがこんな簡単に…。溶剤で溶かすことができるなんて…。

有益な情報提供、本当にありがとうございましたっ!


2019年8月20日追記:
現時点では尼(515円)よりヨドバシ(236円)のほうが安かったので一応リンクを貼っておきます。
https://www.yodobashi.com/product/100000001000007243/

関連記事

合成君ver1.0

台風であまりにヒマだったので……というのは真っ赤な嘘ですが、Twitterをやっている方はよくご存知のパンツ神ことエメラルドさんから素敵なテンプレートをご提供頂きましたので、edollsにある合成君を

TPEグルーを作って再度膝に空いた穴を補修してみた

想像していたよりもけっこう日数がかかってしまいましたが、TPEグルーが完成しましたので、さっそく膝穴の補修に使ってみました。※関連記事TPE製ラブドールの補修にはタミヤの溶剤が良いかも知れないという話

合成君 ver0.01

5秒で写真から人物だけ切り抜くWebサービスが便利過ぎてやばいペイントで背景画像と前景画像を合成する手順と立て続けに写真合成の話を書きつつ、更にふと思ったんですが、せっかく背景が5秒で切り取れても、合

ペイントで背景画像と前景画像を合成する手順

先日投稿した「5秒で写真から人物だけ切り抜くWebサービスが便利過ぎてやばい」のコメント欄を見ていて、ふと切り抜いた写真をどうやって背景と合成するのかわからない人がいるのではないか、と気が付きました。

コメント


  • 流し込み用接着剤じゃなきゃダメよ
    樹脂が入っている奴は駄目
    [返信]

  • 大変な事を申し伝え忘れておりました!
    流し込み系でない通常のタミヤセメントには、つなぎとしてスチロール樹脂が10%程混入されております。
    TPEドールの補修に流し込み系でないタミヤセメントを使用した場合、接着力は変わりませんが表面に透明な膜ができます(とれません)
    私の所感では接着力は他の流し込み系と変わり無いので、補修目的であえて通常のタミヤセメントを使うメリットは見当たらないです。
    以上お知らせでした。ありがとうございます!
    [返信]
  • To 溶剤でオナホを溶かし隊さん
    更に詳しい情報ありがとうございます!
    流し込み系を指定されていたので、これじゃないとダメなんだろうなぁーとは思っておりましたが、通常タイプだと透明な膜が出来るんですねー。

    とても参考になりましたヽ(=´▽`=)ノ
    [返信]
  • TPE素材
    いつも貴重な情報ありがとうございます

    自分は購入したramon-dollさんにお願いして
    WM-DOLLの購入したのと同じ色のTPE素材を500g購入させてもらいました
    ほぼ色が一緒なのでとかして補習に使っています
    [返信]

  • 流し込み系タミヤセメントですね〆(._.)メモメモ
    半田ごてより簡単そうなので、チャレンジしてみます。
    情報ありがとうございます。
    [返信]
  • そんな技があるとは!
    有益な情報ありがとうございます。
    使わなくなったオナホなら沢山・・・(ゲフンゲフン


    蛇足
    田宮セメントって昔130円位だった気がします。
    それでも他メーカーの接着剤より高くて、使い分けてました。
    [返信]

  • To takumin369さん

    あーなるほど!
    うちは着脱式なので、明らかにボディと同じ素材のオナホが付いてましたが、一体型だとオナホないですもんね。販売店にお願いして素材を売ってもらうのは良い手かも知れません。

    To アランさん
    半田ゴテは火傷した記憶しかなく苦手意識があったので、ぼくも流し込み系のタミヤセメントポチりました(*´∀`*)

    To 太郎さん
    色が違っちゃうとアレなので、うちでやる場合はセットで付いてきたオナホ(ボディと同じ素材に見える)を使おうと思っています。

    そうそう、ぼくもタミヤの接着剤ってもうちょいお安いイメージだったので調べてみたらボークスなどの実店舗なら流し込みタイプでも270円くらいみたいです。送料込みだから515円になってるようですね。
    [返信]
  • 非公開コメント
    [返信]
  • 非公開コメント
    [返信]
  • 非公開コメント
    [返信]
  • タミヤセメント 流し込みタイプを買ったんですが
    TPE破片をガラス容器に入れ溶剤を流し入れましたが
    なかなか溶けてくれないようです。。
    どの程度漬け込めば溶けるんでしょうか??

    それとも破片が大きいと溶けないのかな?
    どの程度まで破片は小さくしていますか?
    [返信]
  • Re: タミヤセメント 流し込みタイプを買ったんですが
    こちらの記事に続きがありますのでどうぞ。
    https://zizi.edolls.net/blog-entry-790.html
    [返信]

  • こんにちは、ドール補修で検索してたどり着きました。
    色々横着したので綺麗には出来ませんでしたが足の裏に空いていた大きなヒビを塞ぐ事が出来ました。ありがとうございます。
    TPE片は1cm角くらいでも瓶を振り回したり
    時々スプーンで潰したりすれば1日で溶けます。
    万一の為にメガネとマスク着用が良いと思います。
    [返信]
  • To しばさん
    少しでも参考になったなら幸いです😊
    また、瓶をふりまわすと1日で溶けるとのこと、参考になりました。次にやるときはぶんぶんまわしてかき混ぜてみようと思いますw
    [返信]

新しいコメントを投稿する

[新規投稿]
 
TOP