ラブドールはアダルトグッズなのかジョークグッズなのか
またまた雑談かつ気持ち悪い自分語りの雑記なので、読むのは超絶暇人しかおすすめしません。
うちのブログは検索エンジンからの訪問がほとんどなので、しょっちゅう自己紹介を繰り返しており、常連さんには耳タコで申し訳ないのですが、ぼくは単なるIT技術者で法律の専門家でもなければアダルトグッズの販売業をやったこともありません。
IT系といっても得意な分野は業務系で、中でもPOSレジに関する経験が一番多いです。コンビニやスーパーでよく見かけるアレです。レジスター。
POSレジからネットショップへ
その昔、若い子から「インターネットにつながってないパソコンって何の意味があるんですか?ただの箱じゃないですか」みたいなこと言われてカルチャーショックを受けてしまったのですが、そのただの箱の時代からぼくは職業プログラマーでした。
何をしていたかといえばホテル業務なのですが、ホテルには宿泊客を受け付けるフロント業務、バックヤードで予約を受け付ける予約業務のほかに、併設する売店やレストランでのレジ業務もありますよね?
それです。
それらの業務で使うパソコンシステムを作っていました。
当時インターネットはありませんでしたが、LANはありました。ローカルネットワークでフロント~客室~売店~レストラン~バックヤードが全部つながってるんですね。
宿泊客が冷蔵庫を使うとバックヤードのパソコンへ冷蔵庫内の何番の飲み物が使われたよ、って情報が流れるし、宿泊客がレストランで飲み食いした場合でもその場で会計はせずに、「部屋付け」という処理でチェックアウト時に部屋代と一緒にまとめて会計することができるわけです。
これらのシステムを構築するのに当時はオフコンと呼ばれる小型コンピューターが使われていて、導入には億単位の予算が必要だったのですが、ぼくが入社した会社ではこれらをパソコンで置き換えてコスト削減しよう!という理念を掲げており、わずか1,000~2,000万円程度で導入できるようにしていったため、アホほど売れました。そのおかげでまだハタチになったばかりの小僧だったぼくですら担当するホテルが20店舗を超え、全国飛び回って目の回るような忙しさでした。
給料も安く、残業代も出ない、ブラックな環境でしたが、そこでの経験が後ほどビッグマネーを生みます。
インターネット時代の到来とネット通販の普及です。
最初はインターネットと言われても誰もピンと来ませんでした。モデムと呼ばれる機材がピーガガガガガ!!と謎の不快音を鳴らしながら回線に接続し、くっそ重くてダサい見た目のページが表示されるだけ。こんなの何に使うの?
まぁでもぼくはパソコンが好きで好きでたまらないからプログラマーになったような人間です。その可能性や意味など思いつかなくてもホームページを作ります。
「ようこそマイホームページへ」
虹色に輝くロゴ、右から左に流れるあいさつ文、突然流れ出すMIDIミュージック。無駄にマウスカーソルに従って動くキラキラした星。
うわぁ…クソダサホームページ出来たァ…とにやにやと笑いながらなんとなく満足するぼく。
最初のきっかけは何だったかな…。
たぶん、インターネット上のチャットルームで知り合った人が酒屋か何かで、自分のHPを作りたい、という相談にのったとか、そんな感じだったと思います。
そこで画期的なネットショップを構築!……………などということもなく、注文はメールで受け付けて、決済は銀行振り込みだけね!みたいなそんな程度だったと記憶しています。最初はどの店もそんなもんだったんスよ。
そこから徐々にフリーソフト(CGI)のカートシステムなんてものが現れて、そういうのを導入した知り合いから、「これ使いにくいんだよね…なんとかならんかな」と相談されはじめたのがネットショップに関わるきっかけでした。
最初は既存のカートシステムをカスタマイズして手間賃をちょろっともらう程度でしたが、中身を見れば見るほど作り方が雑だな!とイライラします。これならもう最初から自分で作ったほうが良いわ。やってることPOSレジと変わらんもん。むしろ統計情報※いらない分、POSレジより楽だわ、と1から自分で作ることにしました。
自前でカートシステムを作ると、今度は知り合いの知り合いから「うちのシステムも頼む」と口コミで広がり、ネットショップのレンタルサービスがはじまります。やってることはShopifyと同じで、Shopifyよりずっと高額。
店主の代わりにレンタルサーバーを借りて、設定をして、自分で開発したショップシステムをインストールし、店主に使い方を教える。そんで毎月利用料を頂く。ぼろい商売っすわwww(最低)
そんな流れでネットショップには関わっていたため、特商法取引の表記とか薬事法に関わるトラブルの相談にのることも増え、このあたりにほんの少し詳しくなっただけなのです。
だからラブドールのショップサイトについて見知らぬ誰かから「このショップ大丈夫っすか?」と相談を受けたときに、とりあえず特商法取引の表記くらいは確認しましょうね、というアドバイスになるのは、ぼくの体験が上述のとおりだから。
一方でアダルトに関しては正真正銘ずぶの素人なのです。
わいせつ物の定義について悩んだ時代
昔からエロに興味がなかった……………などということは全くなく、毎週末レンタルビデオ店に寄っては企画物※のアダルトビデオを4~5本レンタルするのが唯一の楽しみでした。
※時間停止系とか、マジックミラー号とか、ちょっと笑えるのが好きでした
ただ、アダルトビデオってどうやって作られてるんだろう、なんか怖いな、というイメージだけは持っていました。
そんなある日、起業したばかりの零細IT企業である弊社(上述のネットショップサービスが軌道にのったので法人作りました)に、とある有名なアダルトビデオの会社から、オンデマンドサービスを作りたいと思っている、という相談が届きました。
え…アダルトって…怖い人たちがやってる業界じゃないの…と思ってアレコレ調べたときに刑法175条の存在をはじめて知ったんですね。
わいせつな文書、図画、電磁的記録に係る記録媒体その他の物を頒布し、又は公然と陳列した者は、二年以下の懲役若しくは二百五十万円以下の罰金若しくは科料に処し、又は懲役及び罰金を併科する。電気通信の送信によりわいせつな電磁的記録その他の記録を頒布した者も、同様とする。
アダルトビデオ、アウトやんけ。
詳しく話を聞いてみると、実際はモザイクがあるので、その向こう側には何もありませんよ、という建前があるらしいのですが…。吹けば飛ぶような出来立てホヤホヤの弊社がワケもわからずそんな方面に手を出したら、本当にトんじゃうよ…と怖くなり、そのお仕事は断ってしまいました。もちろん正直に話したわけではなく、弊社の規模では御社のご要望に沿ったサービスを開発運営するには力及ばず云々かんぬんとそれっぽい理由をつけて。
あのとき頑張って請け負っていれば、アダルトビデオのオンデマンドサービスという大きな市場に参入してガッポガッポと…………………………イヤやっぱいいわ。生活に困らない程度に稼げて時間ありあまってる程度の生活が一番性に合ってます。
仮性包茎に思い悩む日々
MMORPGってヒーラー(回復役)がモテるのご存知ですか?
いきなり何の話だと思われるかもですが、この話をしないとアダルトグッズとの出会いにつながらないので、少しだけ語らせてください。
ぼくはMMORPGなどのオンライン協力プレイRPGをする場合、できればサモナー(召喚術師)、次点でヒーラー(回復職)を選びます。
火力ヒャッハーしたいならオフラインの無双ゲームでなんぼでもできるし、オンラインにするにはオンラインにするだけの理由(=ソロでは攻略不可能な難易度)があるはずなので、しもべ…ごほん…パーティメンバーが欲しいから、です。
サモナーならペットを召喚して、ソロでもある程度稼げる上、ペットが…ごほん…間違えました…フレンドがオンラインになったら誘って更に効率的なプレイが可能になるため、サモナーとヒーラー両方育てることが多いです。
そして、なぜかヒーラーはモテます。ぼくと同じようにパーティメンバーを召喚獣か何かと思ってるだけの人かなり多いハズなんですが、たぶん火力役の人もヒーラーを自動ポーション係と思ってるハズなのでWin-Winの関係です(最低)
ついでに画面全体が見やすいように、低身長のショタキャラ※を選ぶことが多いのですが、ショタ君ががんばって回復していると、火力役を選ぶ女性はなぜか「あたしのためにこんなに必死に回復してくれてる!」「すごくちょうど良いタイミングでバフかけてくれる!」「いつも私のこと気にかけてくれてる!すき!」となるらしいのです。
※低身長のロリキャラで丁寧な話し方してると変態紳士が寄ってくるため
そんなバカな。
こうしてあらためて書いてもそんな馬鹿なと思いますが、本当にそういう思考になる方がいらっしゃるのです。実際に数名の方から(ありえないことにゲーム内で)告白され、(更にありえないことに)リアルでおつきあいしたことが何度かあります。
そんな中のひとりに、ものすごくえっちがお上手な子がいらっしゃいました。
いや、あの、そんなに女性経験あるわけじゃないので、あくまで自分基準では、というだけなのですが、会って2回目でもうホテルデート(フリータイムの時間一杯ずっとセックス)で用意していたゴムが足りませんでした。セフレかな?
何度か8時間耐久ホテルデートを繰り返しましたが、毎回服を脱ぐ前に即尺、ブツが大きくなったら咥えコンドームでパクっと装着してくれて、前戯不要でぬれぬれなのでそのまま挿入。
…デリヘルかな?
風俗すら行ったことないから知らんけど。
まぁー、とにかく、この子おフェラチオが好きでぎゅっぽぎゅっぽと下品に音鳴らしながら激しくしてくださるのですが、そこまで奉仕してくれる子はじめてだったので、逆に自分のブツが貧相で恥ずかしくなったのですよ。
カンの良い方はもうお気づきかもですが、これが仮性包茎に悩み始めたきっかけです。だって、女性にムかれるの恥ずかしくない…?
皮オナニーすると伸びるからオナホが良いよ、と聞く
こうして、当ブログ初の記事「【過去記事2009/11/06】興味、あるんでしょう?」へとつながります。
あ、そのえっちが上手な娘とは半年くらいでお別れしました。だって毎週ラブホのフリータイム一杯使った8時間耐久レースなんておじさん耐えられないよ…。えっちな子は大好きだけれど、月1くらいでオナシャス!
それで、どこで見かけたのだったか、ともかく皮オナニーするよりオナホールとやらを使ったほうが皮伸びないし、亀頭も鍛えられるから良いよ、とアドバイスをもらったので、さっそく秋葉原へ。
通販で済ませれば良かったのかもだけれど、どこのお店が良いのかとかわからなかったし、いろんなページで「大人のデパートエムズ」の名前が出てきたので、それなら実店舗へ行ってみるか、と思ったのです。
初のアダルトグッズショップに入るのは超怖い………………と思いきや、エムズはとんでもねー数の客が入っていて、しかもカップルもめっちゃ多いもんだから、だーれもまわりのことなんて気にしてない。これ以上気楽に入店できるアダルトグッズショップって存在しないんじゃなかろうか。
そこで、空気嫁やオナホールの実物パッケージをはじめて見たわけですが、どの商品を見ても「ジョークグッズです」と書いてあります。
うん?これはオナホールではなくジョークグッズ、つまりニセモノ?と不安になったんですね。
なので、いったん店を出て、近所にあった漫画喫茶からインターネットへアクセスし、ジョークグッズとはなんぞや?と調べたのです。スマホ持ってる人なんてほとんどいない時代でしたから。
そこで驚愕の事実を知ります。
コンドームなどと同列に「性具」として販売すると薬事法に抵触するのだそうです。だから、規制を逃れるためにジョークグッズと称して販売しているのだとか。それでいいのかい。まぁ存在自体ジョークみたいなもんだけどさ。
なにはともあれ、ニセモノではないのかと安心(?)したぼくは空気嫁のLOVEBODYとその専用オナホールを買って帰るのでした。
この日はぼくの人生の大きな転換点になります。
オナホールってこんなに気持ち良いのか!!!!と。毎週ホテル代とデート費用で2万円以上、月に10万円くらいは使っていたので、わずか数千円で女の子抱いてる気分になれるならこれでいいや!
ぼくは女の子が好きなのではなくて、女体が好きなだけだったのだなぁと気が付きました(最低の自覚アリ)
ラブドールはジョークグッズなのでは?
で、ようやく本題です。ラブドールもジョークグッズだと思っていたのですが、違うのですかね…?
オナホールは間違いなくジョークグッズです。少なくともぼくが知った10年以上前からずっとジョークグッズとして販売されている、はず。
大人のデパートエムズ、通販大魔王、NLSも「無店舗型性風俗特殊営業の届け出」を提出して認可されているお店ですが、これらはアダルトビデオを販売しているから、という認識でした。
風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律の二条7-2にこんな一文があります。
電話その他の国家公安委員会規則で定める方法による客の依頼を受けて、専ら、前項第五号の政令で定める物品を販売し、又は貸し付ける営業で、当該物品を配達し、又は配達させることにより営むもの
ここでいう前項五号とは、
店舗を設けて、専ら、性的好奇心をそそる写真、ビデオテープその他の物品で政令で定めるものを販売し、又は貸し付ける営業
はて。ラブドールってこれに該当するのでしょうか? しそうな気もするし、しない気もする。
しかし、オナホールがジョークグッズとして通るなら、巨大なオナホールであるラブドールもジョークグッズなのでは…?という気もします。
当ブログではラブドール販売店のインタビューをする際、「特商法取引の表記」が正しく掲載されていること、を条件としていますが風営法の届け出の有無は確認していません。
残念なことにインタビュー後に特商法取引の表記が不十分な状態に変更されているケースもあります。いつの間にか電話番号が消えていたり。(きっと何かあったのだろうと推察)
まぁでも、うちでインタビューしてるところはほとんど複数のドーラーさんからのお迎え報告があるお店だし、特商法取引の表記を「ある程度」まともに書こうとしているなら良いかな、と考えてきました。
なぜなら、BOOTHの例があるからです。BOOTHをご存知ない方のために軽く説明すると同人グッズ販売みたいなものです。
ラブドールに関係する例でいうと、たとえばドール写真集。個人の方がドールの写真を撮影して、写真集を作ってBOOTHを通して売る。この場合、BOOTHは場所を貸しているだけなので本来はその個人の住所氏名を堂々と公開しないといけないんです。
でも、イヤですよね? 商売なら覚悟決めろや、っていう気持ちもあるのですが、部屋の写真アップしただけで「場所特定しました」とか言われる時代です。怖いのもわかります。
そこでBOOTHでは特商法取引に関する法律の穴をついて、「省略した記載については、電子メール等の請求により遅滞なく開示いたします。」という表記で統一してます。はじめて見たときはそれが許されるんかい!とツッコミを入れてしまいました。
しかし、そもそもの目的として、「商取引にトラブルがあった際にきちんと連絡が取れるかどうか」が一番重要な要素であって、BOOTH自体はしっかりと所在地/連絡先等が公開されているし、当然ユーザーの住所氏名連絡先も握っているだろうから、目的は達成しているんですよね。だから消費者庁も何も言わないのだと思います。ヤフオクなんかも同じ。
但し、多くのラブドール販売店のように自前でショップサイトを持っている場合、誰もその存在の保証をしてくれません。だから、最低限、それを証明する努力をしているお店を評価します。法人化したり、ね。
一方で、(アダルトビデオも販売しているなら別ですが)ラブドール本体を売っているだけなら無店舗型性風俗特殊営業の届け出が必須とは言い切れないのではないかなぁ…と思っているのですが、実際はどうなんでしょう? 法律詳しい人いたら教えて!
ラブドールのショールームは話が別
ちなみに最近、ラブドールのショールームはショールームと呼ばないところも増えてきました。
何言ってんだこいつ、と思われるかもですが、ショールームと公言してしまうと店舗型の風営法のほうにひっかかるらしいです。
これは、実際にケーサツから指導が入ったお店から聞いたのですが、「看板を出しているか」「外から見えるか」などが争点だそうです。そのお店はカーテンをしっかり付ける等、中が見えないように工夫して、あくまで倉庫を見学してもらう、という建前に変更して許してもらったらしい。
看板についてはリアル看板もそうですし、HP上で「ショールームあります!」みたいなのも該当。「実物の見学もできます」はセーフ。
…………………なるほど?w
そういえば昔、Erie(ラテックス製のラブドール)を見たいんだけどショールームないか、って問い合わせたとき、ショールームはないけど工場なら見学してもらえる、って回答あったなぁ。
ともあれ、風営法の絡みがあるので、「ラブドールのショールーム」と堂々と表記することは危ないみたい。
あくまで在庫商品の見学、という扱いにしましょうね、という話。
まとめ
法律の専門家でもない一般人の単なる雑談なので、まとめもクソもないのだけれど、最近、無店舗型性風俗特殊営業の届け出を出しているラブドール販売店も増えてきたので、あらためて自分の考えを吐き出してみました。
届け出が通るなら届け出したほうが良いのかなぁとも感じますが、ラブドールの届け出が通ったらアダルトグッズと認定されるってことでしょ?
そしたら今度は薬事法にひっかかると思うんだけど、大丈夫なんですかね?
オナホールと同じくジョークグッズっすよwwwで通したほうが良くない?
そんなふうにぼく個人はおもいました。グレーゾーン万歳。













