変態の変態による変態のためのラブドールブログ
since 2009.11~
当サイトの記事にはアフィリエイト広告のリンクが含まれる場合があります

ARTEのドールアイがゆるゆるで固定できなくなってしまったときの対処方法

今回はARTEシリーズの眼球可動に関するトラブル事例ですが、目ん玉取り出してアレコレするため、絵的にはけっこうグロいところもあります。



ぴんぽんぱんぽーん♪↑

訓練された等身大ドーラーさんなら問題ないと思いますが、慣れていない方には目玉おやじとかけっこうショッキングかもなので、自信のない方は回れ右推奨。

ぴんぽんぱんぽーん♪↓



過度なショックにより眼球が固定されなくなることがある


TPEドールの場合は眼球の裏に綿みたいなものが詰め込まれているだけなので、こうしたトラブルはあまりなく、せいぜい湿気で綿が縮むことで目がひっこんだりとかそんなところですが、ARTEの場合、ドールアイを固定している金属パーツが特殊で、ショックを与えることで外れる場合があります。
※うちにあるヘッドは最新でも2016年版なので、最新では改善されている可能性もあります。

外れるといっても目ん玉が飛び出してくるわけではなく、固定されなくなって、ぐりんぐりん動くようになるだけ。

ヘッドによって症状は多少違うと思いますが、我が家の葵ちゃんヘッドの場合は片目だけ下を向くようになってしまい、何度調整してもわずかな振動で下を向くようになってしまいました。片方の目だけぐりんっ!と下を向くので、慣れてないとワリと恐怖。
(なのでわざわざその写真はアップしませんw)

たぶん、今回引っ越しをしたので、その際にちょっと強めのショックが与えられ、金属パーツに何かあったのだろうと思い、眼球を取り出してみました。

ARTEのヘッドからドールアイを取り出す


ARTEのドールアイ

………なんか、猟奇的な絵面ですが、狙ってそう撮ったわけではありませんw

TPEに比べるとシリコンは硬いですし、しかもうちの葵ちゃんヘッドは旧型ヘッドなので、更に硬いカチカチシリコンなんですね。

そんな硬いシリコンのアイホールに指をつっこんでも大して広がらないため、薄いヘラのようなモノが必要で、近くにあったのがフォークだったので、フォークのお尻を突っ込んでドールアイと、それを支える金属パーツを取り出したというだけの話です。

当たり前ですが、フォークの頭側を突っ込まないようご注意くださいw 傷つけちゃうので。

ドールアイを支える金属パーツ


ドールアイを支える金属パーツ

これはドールアイを支える金属パーツを後ろから見たところですが、棒状の突起がドールアイの中央付近にあるのがわかるでしょうか?

でも、よく見るとこの棒状のパーツ、中心からややズレているのです。

これがズレていることで、ドールアイがちゃんと固定できなくなっていたんですね。

実際、この状態で金属パーツを手に持ってふってみるとドールアイが重力に負けてぐりんぐりん動いちゃいます。

ドールアイと金属パーツを分解

金属パーツからドールアイを外すとこんな感じ。

棒状の突起はガチガチに固定されているわけでもなく、指でスッと抜けるくらいかる~くかる~く添えられているだけです。

ドールアイと金属パーツを合体

ドールアイの中心に棒状の突起が当たるように調整して、金属パーツに接続します。

これだけで元通り。金属パーツを持ったままふりまくってもドールアイが勝手に動くことはありません。

これをそのままドールヘッドに装着すれば修繕完了なのですが………

スポンジでドールアイを支えるように改造してみる


ドールアイとスポンジ

せっかくなので金属パーツを廃止して、支柱をスポンジに変えてみようと思います。

Libidollのときにはそのへんにあった綿でやりましたけど、綿だとドールアイの隙間から綿が飛び出してきて、ちょっとグロかったりしますしw

台所にあったスポンジを8cmくらい?に切って支柱を用意しました。少なくとも金属パーツより長めじゃないと反発力が生まれません。

このスポンジをドールヘッドのアイホールに突っ込んでいきます。

20190907_arte_eye_06.jpg

はい、グロ画像きたー。

この写真くらいの長さだとちょっとスポンジ長すぎかも知れません。最終的にはもう1cmくらい短くしました。

あと、このへんの作業をしていると高確率で睫毛が取れます。取れまくります。

付け睫毛用の接着剤があれば一番良いのですが、残念ながら手元になかったため、みんな大好き信越シリコーンで接着しました。

特に推奨するわけではありません。けっこうムズいので、睫毛専用接着剤があるならそっちのほうが良いと思います。一応、信越シリコーンでも付けられるよ、という話。

通常アイと、スポンジ化アイ


通常アイと、スポンジ化アイ

向かって左が通常の金属パーツで支えられたドールアイ。いわゆる標準バージョンですね。

向かって右が支柱をスポンジ化したドールアイです。

特に見た目は変わらないと思いますが、動かしやすいのは当然金属パーツのほうになります。

ただ、ARTEシリーズをお持ちの方はよくおわかりかと思いますが、金属パーツにハマったドールアイって、ちょっと予期できない動きするんですよね。

左に動かそうとしたら、左斜めに動いてしまったり、なんというか、感覚とちょっとズレる動きをする感じ。それもこれも、あの棒状の突起で支えられていると知れば、なんとなく理由もわかるというもの。

ドールアイの中心点だけが支えられている状態なので、わずかな動きに反応してしまうわけです。

一方、スポンジ化したドールアイのほうはTPEドールと同じ感じです。すごく動かしづらいですが、ドールアイをギュっと押し込みつつ、動かせばおおよそ思った位置に少しずつ動かせる感じ。

どちらが良いかはお好み次第でしょう。

おまけ


せっかく久しぶりに葵ヘッドを装着したのでちょっと撮影してみました。
(引っ越し後はドールアイがぐりんぐりん状態で撮影できなかったため)

20190907_arte132_swim_01.jpg

20190907_arte132_swim_03.jpg20190907_arte132_swim_02.jpg20190907_arte132_swim_04.jpg20190907_arte132_swim_05.jpg

葵ヘッド、ほんと可愛いよねぇ(*´ω`*)

関連記事

アニメ系のラブドールを軽くまとめてみた

コメント欄で下記のような質問を頂きました。 ジジさん初めまして。こんにちは!画像を添付しアニメヘッドをオーダーしたいですが初めてです。調べたところどこが良いか悩んでいます。 クオリティが高く安

モラルのないラブドール販売店

前回、「lovedolls.netに関する注意喚起」と題して、他人様のブログの写真と記事をパクる販売店について注意を促しましたが、懲りずに https://www.jddoll.com/ というサ

lovedolls.netに関する注意喚起

先日、「ラブドール関連の怪しげなサイトの見分け方や通報の手段」と題して、(ぼくとしては)緩やかな注意喚起を促しましたが、いまいち改善されていないようなので、再度注意喚起です。 今回は名指しでいきます

ラブドールの色移りについて

■更新履歴2020年01月19日:色移り除去剤(過酸化ベンゾイル)について追記2020年01月19日:色止め剤について追記2020年01月19日:布製ラブドールの色移り事例を追記2017年02月01日

ラブドール通販の注意点

■更新履歴2018年12月18日:JPDOLLS / DXDOLL / RIARUDOLLを追記2017年04月01日:初回投稿以前Twitter※で通販に関する注意事項を記事でもまとめるとかつぶやき

コメント


  • 僕の目もゆらゆら泳ぎました。(胸やヘソや足にお尻にetc)
    写真のアングルから何やら強いこだわりを感じますねw 気のせいでしょうか?笑
    何はともあれ眼福でありますヽ(´∀`)ノ
    (目だけに)
    [返信]
  • To 黒男さん
    おわかり頂けましたか…。
    個人的な萌えポイント、鎖骨/おなか/おへそ/お尻を重点的に撮りました(*ノェノ)

    ぶっちゃけドールアイの修理作業よりポージング撮影のほうが3倍くらい時間かかっていますw
    [返信]

  • 「おまけ」がおまけじゃなくなってます!笑
    何気ない立ちポーズでもそれは、ドーラーさんの汗と努力の結晶によって成り立っていますね(ふとした瞬間に倒れたときは血涙流し..)

    目の構造ってメーカーさんによってここまで違うんですね〜。また一つ有益な情報を知りました。ありがとうございますヽ(*´∀`)
    [返信]
  • To 黒男さん
    どうやらARTEの新型では金属パーツの支柱がバネ式になっていて、うちのように目ン玉ぐりんぐりん状態にはなりづらくなったようです。

    でもぼくと同じく旧型ヘッドを大事に抱えている人もいると思うので、なにかの参考になれば幸いです m(_ _)m
    [返信]

新しいコメントを投稿する

[新規投稿]
 
TOP