ARTEのドールアイがゆるゆるで固定できなくなってしまったときの対処方法
今回はARTEシリーズの眼球可動に関するトラブル事例ですが、目ん玉取り出してアレコレするため、絵的にはけっこうグロいところもあります。
TPEドールの場合は眼球の裏に綿みたいなものが詰め込まれているだけなので、こうしたトラブルはあまりなく、せいぜい湿気で綿が縮むことで目がひっこんだりとかそんなところですが、ARTEの場合、ドールアイを固定している金属パーツが特殊で、ショックを与えることで外れる場合があります。
※うちにあるヘッドは最新でも2016年版なので、最新では改善されている可能性もあります。
外れるといっても目ん玉が飛び出してくるわけではなく、固定されなくなって、ぐりんぐりん動くようになるだけ。
ヘッドによって症状は多少違うと思いますが、我が家の葵ちゃんヘッドの場合は片目だけ下を向くようになってしまい、何度調整してもわずかな振動で下を向くようになってしまいました。片方の目だけぐりんっ!と下を向くので、慣れてないとワリと恐怖。
(なのでわざわざその写真はアップしませんw)
たぶん、今回引っ越しをしたので、その際にちょっと強めのショックが与えられ、金属パーツに何かあったのだろうと思い、眼球を取り出してみました。
………なんか、猟奇的な絵面ですが、狙ってそう撮ったわけではありませんw
TPEに比べるとシリコンは硬いですし、しかもうちの葵ちゃんヘッドは旧型ヘッドなので、更に硬いカチカチシリコンなんですね。
そんな硬いシリコンのアイホールに指をつっこんでも大して広がらないため、薄いヘラのようなモノが必要で、近くにあったのがフォークだったので、フォークのお尻を突っ込んでドールアイと、それを支える金属パーツを取り出したというだけの話です。
当たり前ですが、フォークの頭側を突っ込まないようご注意くださいw 傷つけちゃうので。
これはドールアイを支える金属パーツを後ろから見たところですが、棒状の突起がドールアイの中央付近にあるのがわかるでしょうか?
でも、よく見るとこの棒状のパーツ、中心からややズレているのです。
これがズレていることで、ドールアイがちゃんと固定できなくなっていたんですね。
実際、この状態で金属パーツを手に持ってふってみるとドールアイが重力に負けてぐりんぐりん動いちゃいます。
金属パーツからドールアイを外すとこんな感じ。
棒状の突起はガチガチに固定されているわけでもなく、指でスッと抜けるくらいかる~くかる~く添えられているだけです。
ドールアイの中心に棒状の突起が当たるように調整して、金属パーツに接続します。
これだけで元通り。金属パーツを持ったままふりまくってもドールアイが勝手に動くことはありません。
これをそのままドールヘッドに装着すれば修繕完了なのですが………
せっかくなので金属パーツを廃止して、支柱をスポンジに変えてみようと思います。
Libidollのときにはそのへんにあった綿でやりましたけど、綿だとドールアイの隙間から綿が飛び出してきて、ちょっとグロかったりしますしw
台所にあったスポンジを8cmくらい?に切って支柱を用意しました。少なくとも金属パーツより長めじゃないと反発力が生まれません。
このスポンジをドールヘッドのアイホールに突っ込んでいきます。
はい、グロ画像きたー。
この写真くらいの長さだとちょっとスポンジ長すぎかも知れません。最終的にはもう1cmくらい短くしました。
あと、このへんの作業をしていると高確率で睫毛が取れます。取れまくります。
付け睫毛用の接着剤があれば一番良いのですが、残念ながら手元になかったため、みんな大好き信越シリコーンで接着しました。
特に推奨するわけではありません。けっこうムズいので、睫毛専用接着剤があるならそっちのほうが良いと思います。一応、信越シリコーンでも付けられるよ、という話。
向かって左が通常の金属パーツで支えられたドールアイ。いわゆる標準バージョンですね。
向かって右が支柱をスポンジ化したドールアイです。
特に見た目は変わらないと思いますが、動かしやすいのは当然金属パーツのほうになります。
ただ、ARTEシリーズをお持ちの方はよくおわかりかと思いますが、金属パーツにハマったドールアイって、ちょっと予期できない動きするんですよね。
左に動かそうとしたら、左斜めに動いてしまったり、なんというか、感覚とちょっとズレる動きをする感じ。それもこれも、あの棒状の突起で支えられていると知れば、なんとなく理由もわかるというもの。
ドールアイの中心点だけが支えられている状態なので、わずかな動きに反応してしまうわけです。
一方、スポンジ化したドールアイのほうはTPEドールと同じ感じです。すごく動かしづらいですが、ドールアイをギュっと押し込みつつ、動かせばおおよそ思った位置に少しずつ動かせる感じ。
どちらが良いかはお好み次第でしょう。
せっかく久しぶりに葵ヘッドを装着したのでちょっと撮影してみました。
(引っ越し後はドールアイがぐりんぐりん状態で撮影できなかったため)
葵ヘッド、ほんと可愛いよねぇ(*´ω`*)
ぴんぽんぱんぽーん♪↑
訓練された等身大ドーラーさんなら問題ないと思いますが、慣れていない方には目玉おやじとかけっこうショッキングかもなので、自信のない方は回れ右推奨。
ぴんぽんぱんぽーん♪↓
訓練された等身大ドーラーさんなら問題ないと思いますが、慣れていない方には目玉おやじとかけっこうショッキングかもなので、自信のない方は回れ右推奨。
ぴんぽんぱんぽーん♪↓
過度なショックにより眼球が固定されなくなることがある
TPEドールの場合は眼球の裏に綿みたいなものが詰め込まれているだけなので、こうしたトラブルはあまりなく、せいぜい湿気で綿が縮むことで目がひっこんだりとかそんなところですが、ARTEの場合、ドールアイを固定している金属パーツが特殊で、ショックを与えることで外れる場合があります。
※うちにあるヘッドは最新でも2016年版なので、最新では改善されている可能性もあります。
外れるといっても目ん玉が飛び出してくるわけではなく、固定されなくなって、ぐりんぐりん動くようになるだけ。
ヘッドによって症状は多少違うと思いますが、我が家の葵ちゃんヘッドの場合は片目だけ下を向くようになってしまい、何度調整してもわずかな振動で下を向くようになってしまいました。片方の目だけぐりんっ!と下を向くので、慣れてないとワリと恐怖。
(なのでわざわざその写真はアップしませんw)
たぶん、今回引っ越しをしたので、その際にちょっと強めのショックが与えられ、金属パーツに何かあったのだろうと思い、眼球を取り出してみました。
ARTEのヘッドからドールアイを取り出す
………なんか、猟奇的な絵面ですが、狙ってそう撮ったわけではありませんw
TPEに比べるとシリコンは硬いですし、しかもうちの葵ちゃんヘッドは旧型ヘッドなので、更に硬いカチカチシリコンなんですね。
そんな硬いシリコンのアイホールに指をつっこんでも大して広がらないため、薄いヘラのようなモノが必要で、近くにあったのがフォークだったので、フォークのお尻を突っ込んでドールアイと、それを支える金属パーツを取り出したというだけの話です。
当たり前ですが、フォークの頭側を突っ込まないようご注意くださいw 傷つけちゃうので。
ドールアイを支える金属パーツ
これはドールアイを支える金属パーツを後ろから見たところですが、棒状の突起がドールアイの中央付近にあるのがわかるでしょうか?
でも、よく見るとこの棒状のパーツ、中心からややズレているのです。
これがズレていることで、ドールアイがちゃんと固定できなくなっていたんですね。
実際、この状態で金属パーツを手に持ってふってみるとドールアイが重力に負けてぐりんぐりん動いちゃいます。
金属パーツからドールアイを外すとこんな感じ。
棒状の突起はガチガチに固定されているわけでもなく、指でスッと抜けるくらいかる~くかる~く添えられているだけです。
ドールアイの中心に棒状の突起が当たるように調整して、金属パーツに接続します。
これだけで元通り。金属パーツを持ったままふりまくってもドールアイが勝手に動くことはありません。
これをそのままドールヘッドに装着すれば修繕完了なのですが………
スポンジでドールアイを支えるように改造してみる
せっかくなので金属パーツを廃止して、支柱をスポンジに変えてみようと思います。
Libidollのときにはそのへんにあった綿でやりましたけど、綿だとドールアイの隙間から綿が飛び出してきて、ちょっとグロかったりしますしw
台所にあったスポンジを8cmくらい?に切って支柱を用意しました。少なくとも金属パーツより長めじゃないと反発力が生まれません。
このスポンジをドールヘッドのアイホールに突っ込んでいきます。
はい、グロ画像きたー。
この写真くらいの長さだとちょっとスポンジ長すぎかも知れません。最終的にはもう1cmくらい短くしました。
あと、このへんの作業をしていると高確率で睫毛が取れます。取れまくります。
付け睫毛用の接着剤があれば一番良いのですが、残念ながら手元になかったため、みんな大好き信越シリコーンで接着しました。
特に推奨するわけではありません。けっこうムズいので、睫毛専用接着剤があるならそっちのほうが良いと思います。一応、信越シリコーンでも付けられるよ、という話。
通常アイと、スポンジ化アイ
向かって左が通常の金属パーツで支えられたドールアイ。いわゆる標準バージョンですね。
向かって右が支柱をスポンジ化したドールアイです。
特に見た目は変わらないと思いますが、動かしやすいのは当然金属パーツのほうになります。
ただ、ARTEシリーズをお持ちの方はよくおわかりかと思いますが、金属パーツにハマったドールアイって、ちょっと予期できない動きするんですよね。
左に動かそうとしたら、左斜めに動いてしまったり、なんというか、感覚とちょっとズレる動きをする感じ。それもこれも、あの棒状の突起で支えられていると知れば、なんとなく理由もわかるというもの。
ドールアイの中心点だけが支えられている状態なので、わずかな動きに反応してしまうわけです。
一方、スポンジ化したドールアイのほうはTPEドールと同じ感じです。すごく動かしづらいですが、ドールアイをギュっと押し込みつつ、動かせばおおよそ思った位置に少しずつ動かせる感じ。
どちらが良いかはお好み次第でしょう。
おまけ
せっかく久しぶりに葵ヘッドを装着したのでちょっと撮影してみました。
(引っ越し後はドールアイがぐりんぐりん状態で撮影できなかったため)
葵ヘッド、ほんと可愛いよねぇ(*´ω`*)