変態の変態による変態のためのラブドールブログ
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今度はあの見やすいHPで有名なOLDOLLへのインタビューだ!

はじめてOLDOLLを知ったのは2019年頃のことですから、いまから3年以上前でしょうか。

個人的にAXB DOLLのロリボディが気になったのでまとめてみた」という記事を投稿しているとおり、当時のぼくはAXBDoll(のボディ)が気になっていて、あちこち写真を探しまわるも、整理されたデータが見つからず途方に暮れていました。

ぼくが欲しいのはAXBDollの各身長別の「裸体の」ボディ一覧なんだよ…っ!なんでフォトグラファーが撮った芸術作品的な写真しかないんだよ…っっ!と嘆いていたときに見つけたのがOLDOLLのページ。

AXBDollの120~140cmの「裸体の」ボディ一覧を比較して検討したい!というぼくの欲求を一発で解決してくれたサイトでした。

20220918_oldoll_axbdoll.jpg

また、トップページにわかりやすくメーカー(ブランド)ごとのアイキャッチがあり、その横にボディの一覧が列挙してあるのも好みでした。ドール活動を10年以上やっているぼくですらメーカー名だけ聞いてもピンとこないので、そのメーカーの看板娘がデデン!と大きく表示され、その横に身長一覧があると、「あれ?このメーカー興味なかったけど120~140cmの軽量な子おるんだ?」と気が付くこともあり、このレイアウトはよく出来ているなぁ、と感心しておりました。

そのようにずっと気になっていたOLDOLLですが、不思議と縁がなく、ずるずると今まで問い合わせメールの一通も送ることなく過ごしてきました。がしかし、今回ふとした拍子で、なんとKUMADOLLの中の人からの紹介でメールインタビューが実現することになりました。

………そんなことってある!?www

だって、KUMADOLLとOLDOLLはお互いにラブドール販売店ですぞ。言うなれば町の洋服屋さんが、同じ商店街の同業者をWebライターに紹介する的な。

………あれ?そう考えると全然おかしいことではない気もしてきた。

ともあれ、そのあたりの事情も含めて、今回OLDOLLの中の人にメールインタビューをしてみましたので、OLDOLLってどんな人が運営しているお店なのかなぁ~と気になっていた人はぜひこの機会にご一読頂ければ幸いです。

OLDOLLへのメールインタビュー

※十分にお上手な日本語だと思いますが、中の人は中国の方なので、稀におかしな言い回しがあるかも知れません。明らかにおかしい部分については確認の上、こちらで訂正済ですが、まだ残っていた場合は脳内補正しながらお楽しみください。

ご挨拶

3年以上前、AXBDollのお迎えを検討していた際、メーカー別/身長別に整理整頓されたHPで、写真も豊富だったため、もっとも参考にさせて頂いたのがOLDOLLさんのHPでした。
/blog-entry-786.html

また、ブログ読者の皆さまのお迎え報告でもOLDOLLさんの名前を度々目にしていたため、とても気になっていました。今回KUMADOLLさんからの紹介で、そのOLDOLLさんへインタビューする機会が頂けたこと、大変嬉しく思います。

中には答えづらい質問もあるかも知れませんが、答えられる範囲で構いませんので最後までおつきあい頂ければ幸いです。

いつもお世話になっております。
今回インタビューを受けさせていただきまして誠に光栄でございます。
ご送付頂いたリンク拝見しました。弊社のサイトのAXBDOLLの写真をご活用頂き幸いです。
弊社のサイトでは大体メーカーのボディ一覧写真をまとまって掲載しています。
これなら、お客様がボディを自由に選択できます。ボディのイメージもわかりやすいと思ってます。
実は、弊社もブログ、ツイッターなどいつも拝見しています。
いろいろドールの知識、素晴らしい写真、メーカーの情報、ドーラー様の意見と提案、ドールの修理方法などいろいろ勉強になります、大変参考になります。

お店の概要

まずはどのお店にもしている質問からですが、開業の経緯について聞かせてください。
当時(3年前)はTPEドールの販売店が一斉に増えた印象を持っており、KUMADOLLさんとほぼ同時期だったような記憶もあります。

最初アマゾンの店舗を経営していましたが、お客様からのoldollのホームページがありませんかという問い合わせや、常連さんからも色々アドバイス頂きまして、その経緯でホームページも準備しました。
この前、アマゾンの新規約でラブドールの商品がほとんど削除されましたので、いまはサイトを主に経営しています。

Amazonから一斉にラブドールの商品が消えてしまったのは痛かったですねぇ…。
あまり一般の目に触れるのはよくないので、ゾーニングはきちんとしないといけませんが、Amazonでの決済や、場合によってはAmazon倉庫からの発送という方法があってとても便利だっただけに残念です。

こんなこと聞いても良いのかわかりませんが、KUMADOLLさんとは同じグループ経営だったり提携していたりするのでしょうか?
HPを拝見する限り、個人事業で運営されているのかな、とも思うのですが。

KUMADOLLさんのとご縁は、あるドール工場長の紹介でした。
ライバルでありながら、良い関係を保っています。
弊社のサイトも数年の経営で販売実績も増えました。
それぞれのメーカーの取り扱い資格を取り、いまは個人事業で運営しています。

工場つながり…!
IT系のお仕事だと下請けが多いので仕事を融通しあったり、横のつながりは珍しくありませんが、物販でもそういうことってあるんですねー。ちょっと驚きました。

取り扱いメーカーに関する質問

最近はもう把握できないほどたくさんのラブドールブランドがあるため、とても全部のお話を伺うことはできないのですが、OLDOLLさんでは扱うメーカー(ブランド)を選ぶにあたって選定基準などはあったりするのでしょうか?

最初は有名なaxbdoll,wmdollなどのドールを販売しました。

メーカーの選定基準は数点あります。
1、品質。品質が最優先に考えます。
2、オリジナル品、偽物が禁止です。
3、アフターサービス、良いアフターサービスがあるメーカーが安心です。

ほかにも制作の納期、検品の流れ、工場見学、対応スピードなども考えます。
いまは大体tpeドールもシリコンドールも、アニメドール、minidoll、男性ドールなど全種類販売しています。

なるほど。日本にいると気軽に中国の工場見学、とはなかなかいきませんが、それが出来るのは強味ですねー。

ちなみに、売れ筋のメーカーや特に推しているブランド、もしくはこれから期待しているブランドなどがありましたらこっそり教えてもらえませんか?

売れ筋メーカーは大体axbdoll、wmdoll、aotumedoll、my loli waifu doll、sinodoll、sanhuidoll、real girl、irokebijinなどです。

期待しているブランドはmy loli waifu,人造人,sanhuidoll,sinodoll,waxdollなどです。いろいろ立派なドールをデザイン可能です。

(ロリコン歓喜…!)
個人的にはアニメドールもどんどん人気になってほしいですねー。

発送方法に関する質問

HPを拝見する限り、基本的には中国工場からの直送、と考えて宜しいでしょうか?

弊社の商品が大体工場で検品しましたら、中国工場からの直送です。
最速でお届けする事が出来ます。
通常利用する運送会社は佐川急便、upsなどです。

一昔前だと直送=局留めは難しいというイメージでしたが、最近はお店に局留め依頼できるケースが増えているようにも感じます。
AliExpressで局留め依頼しても無視されたか間違った指定をされたかで普通に配送されてしまったりするため、自分でトラッキングを見て、国内に入ってきたタイミングで佐川に電話しないと不安、などという話も聞いたことがあります。
OLDOLLさんでもこうした局留めのトラブルはあったりするのでしょうか?

佐川急便の方なら営業所止めの依頼が可能です。
時々、局止めをちゃんと指定しても、運送業者がその依頼を見逃す可能性があります。一部分ダンボールに文字で詳細の時間帯を記載する必要があります。
やはり、お客様が当店から貰った追跡番号で追跡しながら、配送業者に連絡を取って再度指定した方が確実です。

やはり見逃されちゃう可能性あるのかぁ。
となると、やはり、知り合いのドーラーさんも言ってたとおり、絶対に家族バレしたくない的な事情がある方は、ご自身でトラッキングして佐川急便に連絡とったほうが確実そうですねー。

保証内容に関する質問

ちょっと嫌な質問になってしまいますが、保証内容、つまり返品・交換におけるポリシーがあれば教えてください。(ここまでのラインは初期不良と考える、等)

お客様が安心なサイトになりたいので、
商品の機能に重大な瑕疵がある場合、初期不良品の返品はご対応いたします。
通常、工場でオプション、カスタマイズ内容、ドール全身を検品していますが、もし運送中で傷になった場合、工場と配送ミスの場合、数日だけでも裂けるとか、折れるとかの場合、傷によって、状況によって、ドールによって最善の対応を考えます。
ご心配なさらないでください。

ぼくも経験がありますが、国内配送ですら腕骨折状態で届いた経験があるため、海外配送なら尚更ですよね。

ただ、近年ではお迎えするたびにドールの梱包が厳重になっていっているので、ここまでくると、並大抵のことではビクともしないだろうなって感じはします(笑)

ショールームに関する質問

長くなってすみません。
HPを開いて驚いたのですが、千葉県の津田沼駅近郊にショールームがあるのですか…?

以前、秋葉原近郊にあったリアルマネキンショールームと同じように共同SRみたいなイメージでしょうか。
また、予約はメールでも可能でしょうか?

ドールは大体高価な貴重なものです。お客様が実物など見られればもっと安心します。一度ラブドールが見てみたい、触れてみたいというお客様もいますので、工場もほかのサイトも一緒にショールームをオープンすることになりました。

通常、サイトに掲載している電話などでショールームの担当者に直接予約しますが、メールで予約してもよろしいです。
こちらからショールームの担当者に報告して適切な時間帯を相談します。

個人的な都合ですが、なんだか電話って緊張しちゃうのでメールで予約ができるのありがたいです(笑)

ところで、そのショールームにはどのくらいのドールが展示されているのですか?

ショールームにはいま22体のドールが展示されています、随時増やしていく予定です。
シリコンドールもtpeドールもいます。
将来できれば、サイトで扱っているメーカーごとに1体ずつ以上は展示したいです。
いまは大体ボディ一体、ヘッド数体で展示しています。
ショールームの担当者の報告から判断すると、sinodollシリーズ、artdollが大人気のようです。

22体!想像してたより多い!

写真で見るとTPEもシリコンも美しいけれど、実物見るとシリコンのほうが造形がしっかりしているのは間違いないですからねぇ。
個人的にはTPEのぼやっとした造形があれはあれで好きなのですが、客観的にみて芸術的なのはシリコンなので人気も頷けます。

一言メッセージ

答えづらい質問も多かったと思いますが、快くご回答頂きありがとうございました。最後にブログ読者へ向けて、何かメッセージなどございましたら一言お願いします。

キャンペーン等があればそういったアピールに使って頂いても構いません。

平素は格別のご愛顧を賜りまして深く御礼申し上げます。今後とも弊社と変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします。

いつも下手な日本語でメール返信していますが、とても読みずらい文章だったりして大変迷惑をお掛けしたかもしれません、申し訳ございません。
言葉が上手下手より誠心誠意を持って、皆さんに素敵なドールをお届け出来るよう微力を尽くしたいと思っております。

キャンペーンについて、通常サイトの新品キャンペーンとそれぞれメーカーのキャンペーンがあります。
弊社のサイトがただ販売の店舗ではなく、初心者も古株ドーラーも参考可能のサイトになりたいです。
一部分レビューを書くお客様に特別クーポンを準備します。レビューはお客様も参考可能です。ご指摘の悪い点が弊社も改善可能です。
小さな積み重ねが、大きな信頼となっていきますので。ラブドールをただの<人形>では無く、<幸せ>として伝えたい。お客様の理想の一体を制作するために頑張ります。

まとめ

思ったよりすごぉ~~~く長くなってしまった…っ!

って、毎回インタビューのたびに同じこと言っている気がしますが、最初は相手を知らないのでサラっと済ませるつもりでインタビューをはじめるものの、実は案外話しやすい方が多いので、こうして内容がじゃんじゃん増えちゃうんですよね…。

今回も「言葉が上手下手より誠心誠意を持って、皆さんに素敵なドールをお届け出来るよう微力を尽くしたい」なんて良い言葉だと思いませんか?

ぼくらは日本人だから、このアホみたいに難解な日本語を難なく使っていますが、別の国からしたら日本語を扱うというのは本当に難儀なことです。

昔、英会話なんて全くしたこともないのに、アメリカへ2週間ほど出張することになってしまったことがあります。そういうときに限ってトラブルはあるもので、現地のアメリカ人から突然「緊急事態だ!日本人が病院で困っている。助けてやってくれ。」と言われ、見ず知らずの薬剤師を紹介され、通訳とパソコンのサポートをすることになりました。ぼくも薬剤師も英語ができない。

でもまぁ、ぼくのほうは英会話ができなくてもビジネス出張を受けるくらいのクソ度胸はあったので、なんとか身振り手振りとThis is a penの応用で薬剤師のトラブルを解決し、涙ながらに感謝された経験があります。内容は書けないですが、いやほんとけっこう重大な問題だったようで。

ともあれ、中学の頃から習っているはずの英語ですらコレです。なのに、中国のラブドール販売店の人々すごすぎない?めっちゃ日本語使えるじゃん。

たしかに怪しげな言い回しは多く、今回のインタビューでもけっこう修正はさせて頂いたのですが、ぼくの英語より200倍くらいマシだよ!!

…………ってちょっと(だいぶ)余談でした。

今回、OLDOLLの担当者の人柄がわかったことも収穫ですが、ショールーム情報も何気にありがたくないですか?

ラブドールが安価になったとはいえ、それでもやっぱり実物を見もせずに数十万払うのはなかなか度胸が必要です。アクセスが良いかどうかはちょっとわかりませんが、住所でググった限りでは駅からは近そうな感じ。

興味のある方は共同ショールームへ見学に行ってみるのも良いのではないでしょうか。そしてぼくに感想を聞かせてくださいw

ショールームの予約方法についてはトップページにデカデカと出ているので、OLDOLLのページで確認してね☆彡


※今回の取材協力店

OLDOLL
https://www.oldoll.com/

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コメント


  • EDF( ゚∀゚)o彡°EDF( ゚∀゚)o彡°
    EDF( ゚∀゚)o彡°EDF( ゚∀゚)o彡°
    スプラ3( ゚∀゚)o彡°
    スプラ3( ゚∀゚)o彡°
    スプラ3( ゚∀゚)o彡°
    スプラ3( ゚∀゚)o彡°

    ジジさん、最近は毎日23時間ゲームしてるイメージだったので、その合間をぬってインタビュー記事凄い!!

    どこにそんな時間あったんだ!?
    KUMAさんとOLさんて、あんまし仲良くないイメージをなんとなくもってましたけど、そんなことなかったんですねぇ〜

    OLさんのサイトはたしかに見やすいので、そこは他の代理店もどんどん見習って欲しいです
    [返信]
  • To マントヒヒさん
    EDFは発売直後から寝食を忘れ170時間没頭していたので2kg以上痩せてしまいました!スプラ3も発売直後からプレイしていて指の先にタコができてしまいました。イカなのにヾ(。∀゚)ノアヒャ

    KUMADOLLもそうですが、OLDOLLもめっちゃメールの返信が早くてインタビューが超スムーズだったんですよ~。といっても、インタビュー後に記事をまとめる作業だけでも6時間くらいはかかるのですが、そこはなんか、好きなことなのでガガッと集中してババッとアップする感じですかね!(語彙力欠如

    共同SRも面白い試みですし、販売店同士が仲良いのはなんだか嬉しいですね。
    [返信]
  • 改めて訪問
    記事を読んでホームページを見に行ってみました。
    本当に良く出来てますね。
    Bezlyaのヘッドがアルファベット一文字の種別から、名前に変更されて、整理出来ずに混乱していたのですが、こちらでは両方記載されていて、一発で解決しました。
    ありがたや〜。
    こういうの地味ですけど、きっとやるのは大変だと思うので、好感が持てます。
    ※他の販売店ではどちらかしか表記されてないので、自分で付け合わせて整理したのだと推察します。
    [返信]
  • To ともさん
    ぼくてっきりメーカー側からExcelシートとかCSVみたいなのが提供されて、ガガッと取り込んでるだけやろ、くらいに思ってたのですが、どのお店もわりと1件1件手動で書いてるみたいですね… びっくりです…

    こっちはedollsで楽して商品データを自動取り込みさせてもらっているので、余計申し訳なく感じてきましたw
    [返信]
  • お久しぶりです。
    OLさんはパペットピンクさんのユーチューブ動画で良く聴いてましたが改めてジジさんのやりとりでいろいろと参考になりました。最近は1/3ドール関連に手を出してましたが等身大に戻っても良い感じかな。A-ONEのラブボディアキが3.0になったようですがどんな感じなんでしょうね。あとPARABOXの110cmドールの衣装は等身大ミニドールたちに流用できるかな。
    [返信]
  • ジジ様へ。ブログ復活ありがとうございましたー!!。やったー!学校が戻って来たー!!香恋さんに出会う前、オリエント工業の名前すら知らなかった初期の頃に、Googleでラブドールを検索してこちらに辿り着きました。YouTube動画にてラブドール学習してましたが...情報量が凄すぎて...日々オンライン授業開始でした。迷いの森に迷い込んだ時、羅針盤であるこちらで、学習。この道を歩いて行く為の御守なのです!めっっちゃ嬉しいです。御守ブログありがとうございました!!
    [返信]
    • 暖かいコメントありがとうございます😭

      ぼく自身、右も左もわからない状態で先輩方のラブドールブログを熟読して学ばせて頂いた身です。そのころの恩返しが少しでもできたのならこれ以上嬉しいことはございません。

      TPEドールが登場してからはとても追いきれないほどラブドールをとりまく環境が変化しているため、当ブログで発信してきた内容は今では古臭いものも多くあるかと存じますが、ラブドールの歴史の1ページとして笑いながら読んで頂ければ幸いでございます。
      [返信]

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