ドールアイと職人メイクのお店、ホワイトラビットへインタビューしてみた
ブログ移転の記事でも書いたとおり、昨年の11月末に当ブログが凍結状態になってしまったのですが、その後も続々とラブドール販売店さんからの問い合わせが入っており、現在4店舗とインタビューの調整を進めています。
その中でも、最初にご連絡を頂いたホワイトラビットさんという新しいお店とのメールインタビューが完了しましたので、ようやくその内容を公開したいと思います。
ちなみに、今までのラブドール販売店とはちょっと毛色が違い、ドール本体よりもドールアイやアクセサリー類、職人メイクといったドール周辺をサポートするサービスに注力されている珍しいお店です。
そういったこともあり、今度こそサラっとしたインタビューで済むだろう!と思っていたのですが、…いやぁ~、非常に話しやすい人だったもので…ついつい長くなってしまいました。
実はブログ復旧直後にとある読者様からこんな嬉しいメッセージを頂きました。
匿名購入の質問で久しぶりに長文を浴びることができ、わくわくしながら読ませていただきました。ジジ様の文章はどれだけ長くても読みやすく、むしろ長ければ長いほどたくさん楽しめてお得感があります
(≧∇≦)キャー
嬉しい! 嬉しい………けど、今回は(も)マジで長いッスよ…?w
お時間のあるときにでも、ごゆるりとご覧頂けましたら幸いです m(_ _)m
ホワイトラビットへのメールインタビュー
ご挨拶
この度はご丁寧な挨拶を頂いていたにも関わらず、ブログ凍結の件でお待たせしてしまい申し訳ありませんでした。
お世話になっております、改めて挨拶させていただきます。
ホワイトラビットの王です。
こちらこそ、インタビューを通して、皆様にホワイトラビットを紹介できる機会をいただき、誠にありがとうございます。
凍結ですね、お疲れ様でした。
当店のTwitterもこの前の凍結祭りで、警告などもなく、いきなり凍結され、大変でした。でも、ジジさんは短期間でご自身のブログを構築することは本当に凄すぎます。さらに尊敬しました。
ドールもプログラムも趣味でやっているものですから、お恥ずかしい限りです///
edolls.netの問い合わせフォームから来るメールでは営業メールがもっとも多いのですが、定型文や日本語としておかしい文章も多い中、ホワイトラビットさんからのメールは一目で注意書きを読んでいることがわかる文面で、特商法取引の表記の説明やインタビューの件等、すべてが如才なく記述されており、あ…すごい久しぶりにちゃんとしたメールだ…!と感動したのをよく覚えています(笑
ありがとうございます。日本語は勉強すればするほど難しいですね。
まだまだ勉強中ですが、間違っているところや意味がよくわからないところなどがありましたら、ご遠慮なく、ご指摘やご確認をしていただけたら、幸いです。
いや、あの、その、正直に言いますが
日本人より日本語お上手ですよ!!(笑
私はもう何度もメールをやりとりしているので実感しまくっていますが、「メールをした感じ良い人っぽいよ」などという言葉だけではブログ読者の参考にはならないと思うので(中には答えづらい質問もあるかと思いますが)インタビュー形式の質問にいくつかお付き合い頂ければ幸いです。
はい、ぜひ、私たちホワイトラビットのことを皆様にお話しさせていただきたいです。
どうぞ宜しくお願い致します。
お店の概要
まずはどのお店にもしている質問からですが、開業の経緯について教えてください。
ラブドールを扱おうと考えた経緯や、思い入れ等がありましたら聞かせて頂けると嬉しいです。
2021年の時に、東京の美術展で、ある現代美術家の個展に行きました。
個展!
その個展でマネキンのような人形が糸に結ばれた作品を見たとき、すごい迫力と生命力の表現で感動して、素晴らしい作品だと思いました。その時、これはマネキンのような人形ではなく、もっとリアリティーが高いドールでしたら、もっと良い作品になるではないかと思い、調べてみたら、知れば知るほど、ドール製品の魅力と可能性が感じられ、こんなに良い製品をもっと広めていきたいと思い、起業すると決めました。これが最初のきっかけです。
今まで色々なお店で開業のきっかけを聞き、それは1/3ドール趣味が高じてだったり、秋葉原でフィギュアを見て、あるいはコスプレを見て、友人に誘われて、テレビ番組でラブドールを知って、等々本当にいろんな理由があるものだなぁ、と感じていましたが、個展からドールを知って開業に至ったというのは初めて聞いたかも知れません。そういうこともあるのだなぁ。
ところで、現在は個人事業で運営されているのですか?
はい、諸手続きの関係で今個人事業として活動していますが、今年法人化できるように頑張ります。
お、いいですね。今はショップサイトの立ち上げが簡単に出来てしまいますし、特商法の表記だって下手したらどこかのコピペで済まされても気が付かない可能性があります。でも、法人口座の開設は登記簿がなければ出来ないので、振込先が国内かつ会社名だと安心できます。
取扱商品に関する質問
最近はもう把握できないほどたくさんのラブドールブランドがあるため、とても全部のお話を伺うことはできないのですが、ホワイトラビットさんでは扱うメーカー(ブランド)を選ぶにあたっての選定基準などはありますか?
そうですね、続々増えてきていますね。当店の選定基準は、1:品質、2:アフターサービス、3:開発力、主にこの三つです。私たち代理店はメーカーの情報をしっかり把握し、お客様が注文した商品とサービスを確実に届ける役割を担います。そのため、信用できるメーカー、約束を守っていただけるメーカーとしか取引しない方針です。
ドールはデリケートですからねぇ。まともな製品が届くのは大前提として、アフターケアについてもきちんとサポートしてほしいという思いは確かにあります。
貴店ではドールアイ、スタンド、衣装、雑貨などは直販で、今後はそちらに注力するとも伺っていますが、どういった製品があるのか、具体例をいくつか聞いても宜しいですか?
当店はドールをもっと美しくしたい、ドール生活をもっと気楽にしたい方々のお役に立ちたい思いで、ドール関連製品やカスタマイズ製品を中心に製品とサービスを展開しております。
カスタマイズドールアイについては、現在汎用性がもっとも高い船形と半円形の形状はもちろん、sanhuidoll用可動式カスタマイズアイも提供可能です。他のブランド、例えばReal Girl の一部ヘッドも同じ規格のため、使用可能です。SinoとMLWの可動式カスタマイズアイも開発中で、試作と品質がよければ、遅くても3月から発売開始予定です。
ドールアイに形状の種類があることすら知らなかった…(笑
それと同時に、ドールアイの交換サービスも計画しております。ドールアイ交換に慣れていないお客様がほとんどで、可動式アイだとパーツごとを交換しないといけないので、さらに大変です。お客様のドールアイ交換するとき、傷やまつ毛の脱落などのリスクと手間を軽減するために、当店にヘッドを送っていただくだけで、ご注文したカスタマイズアイを交換やまつ毛の追加植毛ができるサービスを提供していきたいです。
あぁ~、TPEの初期モデルだと綿つめて半径ドールアイつっこむだけですが、シリコンドールだと特殊なアイパーツ使っているメーカーさんもありますもんねー。
参考記事:ARTEのドールアイがゆるゆるで固定できなくなってしまったときの対処方法
あと、ドールアイのほかにスタンドや衣装があるんでしたっけ?
スタンドについては、現在中国製の物しか展開していませんが、日本製の物も準備しています。
衣装については、日本の洋服デザイナーさんとコラボして、商品開発を行っております。
いくつかのパターンが確定になりましたら、発売する予定です。もちろん、メイドインジャパンなので、カスタマイズも対応できます。
私は以前貿易商社で務めた経験もあり、当店独自の乙仲業者と連携しております、他にお客様が欲しい物があれば、お問い合わせしていただければ、小単位でも購入代行可能です。もちろん法律上取り扱い可能なものでお願いします。
カスタマイズ可能な日本製の衣装!それはテンションあがりますね~。
こだわり派のドーラーさんがどんな衣装を発注されるのか興味津々なので、発注事例等をHPで紹介してもらえる嬉しいなぁ。
あとこれはドールに限らず私の別の趣味のIT系ガジェット類でもそうなのですが、淘宝(タオバオ)や京東(ジンドン)じゃないと購入できない商品は意外とあるので個人的にも相談したいことが出てきそうな予感。
発送方法に関する質問
(一部のドールアイやアクセサリー類を除き)基本的には中国工場からの直送、と考えて宜しいでしょうか?
はい、ドール本体の場合は基本的に中国からの直送になっておりますが、現在基本的にドール本体を掲載しない方向になっており、サイトに掲載している商品はほとんど私たちが検品してから、国内からの発送となっております。
そうでしたね。ドールアイや衣装等でも家族バレしたくない、というドーラーさんもいると思うので、一応聞いておきたいのですが、営業所止めの依頼は可能ですか?
そうですね、お客様は海外からの直送を指定したい場合は、当店も営業所止め指定可能です。
発送元が日本でない以上、(ローマ字で書くときに)営業所名の書き間違い等、何等かのミスで自宅に配送されることはないのか、という不安を持つ方もいます。ホワイトラビットさんではこうした営業所止めに関するトラブルはあったりするのでしょうか?
現在、まだ発送に関するトラブルが発生したことがありません。対策として、出荷元が当店ではない場合は、必ず出荷後の送り状写真を送っていただくように、お願いしております。そこで、当店側で送り状情報の確認や、配達状況のフォローなどをするようにしております。当店で購入したドール本体製品の検品、国内出荷も対応可能ですが、国内送料のご負担をしていただく必要があります。
あぁなるほど!送り状の写真を受けとるという手がありましたか。
そういえば香港からタブレットPCを個人輸入したとき、送り状の写メをもらった記憶が。
また、送料が別途かかっても国内出荷の対応が可能な点は良いですね。
以前ドールを注文した後に入院してしまったことがあって、そのときはたまたま発送前に連絡が間に合ったから良かったものの、手術等の準備であまり頻繁には配送状況のチェックはできませんでしたし、そういうとき、いったん国内の店舗で預かっておいてもらえるよう相談できたりするとありがたいかも。
匿名購入に関する質問
発送に関する質問と若干かぶるのですが、最近「匿名で購入できるお店はないでしょうか?」という相談を受けたので聞いてみたくなりました。
ずばり、購入から発送まで完全匿名で済ませる方法はありますか?
匿名購入と匿名発送で指定されるお客様は当店まだいらっしゃらないですが、いつかの案があります。
1:メルカリの利用
メルカリはアダルトグッズの出品と取引などが禁止していますので、ボディ以外のヘッドやスタンド、ドールアイなどアダルトグッズではない分野でも使う関連製品は該当しないと個人的に思います。メルカリ匿名配送を利用するとお支払いも、配送も匿名となります。
2:クロネコのLINEの友だちに匿名配送で荷物を送るサービス
公式URL:https://c-faq.kuronekoyamato.co.jp/app/answers/detail/a_id/2600/c/402/
このサービスではLineのリクエスト機能で、匿名配送ができるようになります。例えば当店のLineアカウントと友達になり、当店に住所などの情報を教えなくても、配送が可能みたいです。お支払いは別の方法を考えといけないですね。
3:商品を当店着で、当店国内からご指定の情報で出荷
当店から出荷の場合はお客様のニーズに合わせる出荷で配送ができます。
お調べした情報ですみませんが、お答えになりましたか。
お、おぉぉ~~、なるほど!
ダメ元で聞いた匿名購入の件でしたが、すごく勉強になります。
メルカリやヤフオク等の匿名配送を使う方法は考えましたが、アダルトグッズはダメだしなぁ~と諦めていました。しかし、よく考えたらヘッド単品やアクセサリー類ならアリですよね。
Lineの匿名配送に至ってはそのサービス自体まったく知りませんでした。「宅急便」と書かれているので上限サイズが3辺合計160cmになりそうな気配がしますが、低身長ドールならいけそう。
いずれにせよ、こうして細かい相談にのってもらえるところが何よりのメリットでしょう。
保証内容に関する質問
ちょっと嫌な質問になってしまいますが、保証内容、つまり返品・交換におけるポリシーがあれば教えてください。
(ここまでのラインは初期不良と考える、等)
いえいえ、お客様のもっとも気になるところですね、明確にするべきところですので、当店のポリシーで回答させていただきます。
未使用の初期不良品は基本的に返品または交換をさせていただきます。未使用の状態で商品が到着後3日以内のご連絡が必要となります。当店で取り扱う商品はほとんど出荷前の検査を実施し、良品のみ出荷するように努めていますが、運送途中の傷、損傷などの可能性もあります。その場合は早めにご連絡していただければ、調査及び対応させていただきます。
カスタマイズ製品は一般的に国際出荷前、国内出荷前、最低2回の実物写真を提供しております。職人メイクの場合は、最終コーティングの前に微調整可能な実物写真を提供しているため、最低3回です。
保証については、職人メイクの場合は商品が到着してから、半年(180日)の保証期間があります。この期間内で、メイクが薄くなった場合は無料で1回補色メイクが付きます(送料のご負担が必要となります)
メイクの出荷前確認ってどんな意味があるんだろうなぁ、と不思議だったんですが、なるほど、最終コーティング前なら微調整可能なのですねー。
一言メッセージ
答えづらい質問も多かったと思いますが、快くご回答頂きありがとうございました。
最後にブログ読者へ向けて、何かメッセージなどございましたら一言お願いします。
キャンペーン等の告知でも良いですし、ブログ読者へ向けた特典などは大歓迎です(小声)
こちらこそ、沢山の質問をご用意していただき、ありがとうございます。
当店は3月1日から4月1日まで、カスタマイズドールアイと職人メイクセットキャンペーンを実施します。カスタマイズドールアイと職人メイクをセットでご購入していただくお客様に販売価格45,000円「100CM~170CM対応可能の等身大ドールスタンド」を1台プレゼントさせていただきます。
そして
ジジの落書き(仮)をご覧になり、セットを購入していたたいたお客様には「ジジの落書きを見た」とご連絡していただくと、さらにヘッドスタンドを1つ特別プレゼントさせていただきます。
下記は商品のURLです
ドールスタンド:https://wrdoll.com/products/dollsutando
ヘッドスタンド:https://wrdoll.com/products/20cm16
まとめ
日本人にしか思えねぇぇえええ!!www
……………いや、すみません、どうしても言いたかったw
あまりにスムーズに話せるから、思う存分質問状書きまくったんですが、見事に答えてくれました。そしてこんな長文をここまで読んでくださった画面の前の貴方!本当にありがとう!おつかれさま!
ちょっと余談ですが、メール自体はいろいろなところから来るんですよ。
ぼくは販売店の審査をしてやる!みたいなつもりは毛頭ないので、営業実態さえ確認できれば基本的にはきちんと話を聞きますし、うちのブログなんかで良いのなら紹介も喜んでします。がしかし、そもそも会話にならないメールもわりかし多いのですよ。
いちいち晒したりはしませんが、「まともなメールのやりとりができる」これがどれだけ貴重なのかということを実感する日々です。
今回ホワイトラビットさんとのメールのやりとりはとても気持ちよく、それは返事が単に高速だから、というわけではありません。それより、要点をまとめる力、聞きたいことを伝える力、相手への思いやり、それらがひしひしと伝わってきたことが大きいです。
こういうお店はぜひ頑張って頂きたいな~と思いつつも、ドール関連製品だけでいったいどこまで戦える…!?という余計な心配も覚えたりw でも他店との差別化は大事よねぇ
今後どのようなお店になっていくのかはまだ未知数な部分はありますが、ドールを自分好みに染め上げるカスタマイズ性に魅了されているドーラーさんはもちろん、あえてシリコンを選ばれる方はメイクへのこだわりも強いでしょうから、注目していきたいお店です。
※今回の取材協力店
ホワイトラビット
https://wrdoll.com/












